前回の続きでMIDのカードざっくり評価。今回の対象はアンコモンです。
神話レア以上だと軒並み紹介することになるのでレアカードまでは触れていきたいですね。
《監視の呪い》
たった3マナで設置できるマナ付与付き恒久ドローの地味に強いエンチャント。
1回出せば仕事をするし《一日のやり直し》の3マナ付与で即出せるのも偉い。
マナが潤沢なのに手札が枯渇する青タッチデッキなら雑に採用してOK。
《愛される物乞い/気前のいい魂》
表面の性能は微妙ですが、墓地に捨てれば白ジェムマッチ3回で勝手に出てきてくれる4/4飛行警戒持ち。白ジェム変換+能動的に墓地を肥やせるデッキへ採用しましょう。
MIDで追加された「降霊」持ちで数少ない実用的なカード(偏見)
《辺境地の罠外し/激情の罠破り》
8マナの選択式サポート破壊クリーチャー。裏面の効果がアンコモンと思えない強さ。
相手のサポートが出ている前提ですが、条件達成前に相手を倒しそうになったに時あえて自殺する事が可能です。
《直接射撃》
性能的にコモンでいい気がするスタンダードの緑で貴重なクリーチャー除去手段。
自クリーチャーが居ないと使えないので素直に破壊や追放除去を積んだ方が便利ですが、先頭指定でダメージを与えるため呪禁や護法を無視できます。
バフ対象がトランプル持ちであっても相手にオーバーキルの打点を与えれるため、緑で「クリーチャーにX点与える」の条件を達成する際に便利ですね。
クリーチャーからの打点ではなく呪文ダメージのため、絆魂や「このクリーチャーがダメージを与えたとき」等は乗らないことに注意。
《先立たれた生存者/不屈の報復者》
9マナ2/1の超貧弱スタッツで変身しても微妙ですが、毎ターン6マナ以下のクリーチャーを墓地から拾ってこれます。
生贄要員を持ってきたり、《穢れた敵対者》や《血に飢えた敵対者》といった強力なETB持ちを墓地に落として持って来るなど使いこなせば活躍の幅が広そうです。前提として変身が必須なので生贄/自殺手段があるデッキで採用した方がいいですね。
《大群退治》
シンプルにコストが軽くて強い。アンコモンの性能じゃない筆頭カード。
召集の効果が発動してなくない?
《根のとぐろの忍び寄るもの》
10マナ3/3ディフェンダー持ちの植物・ホラークリーチャー。戸愚呂
疑似的な土地能力を持ち、地味ながら青緑ジェムマッチで埋没持ちカードに3マナ付与が可能です。資産が少ない時に青緑を組むなら採用しても良い一枚。
警戒ではなくディフェンダーなので先制攻撃を付与したりバフで育てましょう。
《難破船の湿地/落石の谷間/草茂る農地/憑依された峰/さびれた浜》
青黒、赤緑、緑白、黒赤、白青の全5種類が存在し、場に出るだけで手札に5マナずつ供給する土地の形をしたマナブーストです。付与条件はほぼ気にしなくても発動します。
《忠実な軍用犬》《秋の占い師》《古き神々への拘束》と言った土地踏み倒し手段と組み合わせることでかなりのアドを見込めます。
《筋骨隆々の破壊者/凶兆の血の破砕獣》
12マナ6/5護法持ちと言うそこそこ恵まれた表面スタッツからの裏面が8/7。
「レアカードが少ない…けど除去耐性がある高打点が欲しい」という場合に便利です。アンコモン以下のデッキ構築でも活躍できそうですね。
コモンやアンコモンは無課金でも手に入りやすいのが最大の長所ですね。本家と効果が違ったりガバガバ調整で神話レアの陰に隠れているぶっ壊れ性能のカードがあったりするので、それらを見つけて使うのもMTGPQの醍醐味だと思います。
見返すと赤黒のカード全然ないですね。数が少ないのもありますが使い所さん…