ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

今日の一枚(未発見の脅威)

今日の一枚紹介はこちら

 

《未発見の脅威》

直近の記事の中でさらっと登場したDMUの緑レア呪文ですね。
デッキトップから異なる最大4種類のクリーチャー中2枚を選択して「選択した2枚をデッキのボトムに送り」「選択しなかった2枚を手札に加えて6マナずつ付与」します。
欲しいクリーチャーをデッキボトムに送らないように注意しましょう(3敗)

ちなみにデッキ内のクリーチャーが
0の場合:詠唱自体が不可能
1の場合:1枚中1枚をデッキボトムに送るだけ
2の場合:2枚中1枚を選び、他1枚を6マナ付与で取得
3の場合:3枚中1枚を選び、他2枚を6マナ付与で取得
4種以上:4枚中1
枚を選び、他3枚を6マナ付与で取得
という事でクリーチャーを3種類以上積めばマナ付与付きで2~3枚サーチできます。
正直検証するまで4種類積まないと駄目だと思っていました。逆にクリーチャー0~1枚だと完全に腐ります

 

そこそこ軽めのクリーチャー確定サーチ呪文と言えばPMAの《狼煙上げ》やORIの《群れの結集》がメジャーですね。しかし最大18マナ付与できる事からサーチを目的とするだけなら基本的に《未発見の脅威》に軍配が上がるでしょう。


基本的にと言ったのは《狼煙上げ》が白タッチで採用出来てヴァンガードもサーチできる特徴があったり、《群れの結集》は墓地も肥やせる点で差別化できるからです。
※《狼煙上げ》は灯争大戦(WAR)のアンコモンで同名かつ別効果のカードがある点に注意

 

このカードの魅力は軽量クリーチャーコンボの成立の早さです。
コンボパーツになるクリーチャーが2枚確定かつマナ付与状態で揃うため、下手なドロー呪文を唱えるよりもかなり安定します。
例えば無限エルフ召喚コンボを実行する場合こんな感じ(右はクリーチャー3体の検証時)

コンボパーツは《森の伝書使》《失われた業の巫師》の2枚なので、それ以外のカードを選択すれば双方を6マナ付与で持って来れます。

あとは《失われた業の巫師》を召喚⇒お代わりの《未発見の脅威》で《森の伝書使》+《機知ある怨怒取り》をサーチ⇒最初に持って来ていた《森の伝書使》を召喚することで無限バーンコンボ着火ですね。


ぶっちゃけ2点バーンより次のターン《森の伝書使》で殴った方が早かった

 

先日紹介した《盾壁の歩哨》の無限召喚だとこんな構成ですね。

メインは《失われた業の巫師》と《盾壁の歩哨》ですがマナが足りなければ《ソンバーワルドの賢者》を持って来ればいいし、忠誠値が欲しければ《群れの癒し手》を出して無限召喚すれば後援ジェムマッチで一気に30まで溜まります。火力は呪文やサポートで補いましょう。
潜伏アジャニ早く欲しいですね

 

環境的にも《魚の餌になる》《シガルダの拘禁》《牢獄の管理人、ヒクサス》で止められたクリーチャーを入れ替え対処するためにクリーチャー3~4枠採用のデッキが多いので、コンボを考慮しなくても緑タッチなら雑に採用候補に挙がります。
8マナで3枚サーチ18マナ付与は純粋に強い
というかマナボーナス+5のPWなら1ジェムマッチで唱えれるのが地味にヤバい

 

逆に高コストクリーチャーが多いデッキの場合は採用するか微妙ですね。
というのも高コストクリーチャーデッキは大抵の場合、除去に加えてマナブーストカードを多めに採用するのでこのカードが入る枠が無くなってしまうからです。
そのため個人的にこのカードが向いているのは軽量~中量級クリーチャーのシナジーを活かすデッキだと思います。

 

ライバルは《斡旋屋一家の魔除け》

クリーチャー確定サーチを優先するか簡易除去とドローを優先するかで使い分けましょう。もちろん両方採用もありです。

 

レガシー含めて軽量クリーチャーコンボの起点になり得る汎用性の高いカードなので是非とも手に入れておきましょう。