ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

今日の一枚(盾壁の歩哨)

今日の一枚紹介はこちら。

 

《盾壁の歩哨》

DMUの無色コモン。11マナ1/3ディフェンダー/攻撃不可持ちのアーティファクト/ゴーレムクリーチャーです。

ETBでデッキからディフェンダーを持つ4枚から1枚をサーチし、5マナ付与で持って来ることが可能。自分自身を選べば+6マナで再召喚が可能という点を覚えておきましょう。

 

素の状態で使用すると攻撃が出来ないため壁役にしかならないですが、いくつかのカードで「攻撃できない」を解除することが出来ます。

真っ当に使うならディフェンダーが先頭に行く(装備の恩恵を受けれる)ことを活かして《戦争売りの戦車》が安定ですね。他の2枚は態々こいつのために採用するかと言われると微妙。いや、そもそもパワー1に対してこいつらを使うのも微妙…

そんなパワー不足を解消したい場合は《突撃陣形》が中々強力。

歩哨が10体分出ていれば攻撃不可でも30/30。ジェム起動により33/33で殴れますね。
しかし真っ当に殴る場合はコストに対して火力が低いため、ぶっちゃけ他のカードを使った方が強いという本末転倒な事態になってしまいます。

基本パワーを4/4や5/5に上げる効果で無理矢理火力不足を解決しても攻撃不可の解除がネック

 

そこを踏まえて他カードと比較した場合、このカードの魅力は
「コモンで入手が容易」
「無色=全PWで使える」
「自分を含むディフェンダー持ちをマナ付与付きでサーチできる」
アーティファクト/クリーチャーの詠唱条件を満たせる」
という点ですね。これらを活かす方針で考えてみましょう。

 

例えば以前紹介した白鳥コンボの起点作りとして活用。
キーカードになる《翼套の司祭》を5マナ付与でサーチできるのでコンボ成立がかなり安定します。自身もディフェンダー持ちなのでコンボ着火にも使えますね。


白PMAの《狼煙上げ》と違ってマナ付与状態で持って来れるためサーチ後に+4マナですぐ召喚できる点がメリットと言えるでしょう。

 

他には《失われた業の巫師》による無限召喚。団結で6マナが付与されるためたった2枚で無限ループが可能です。


このままだと攻撃できない&無限召喚だけなので+αのカードを組み合わせます。
例えば《群れの癒し手》で後援ジェム変換+忠誠値稼ぎを行ったり《機知ある怨怒取り》による2点ずつの無限バーン。《従者つきの社交家》や《著名な剣士》と言った団結でサイズアップするクリーチャーとの併用などが候補。


「3体クリーチャーコンボなんてすぐに揃わないだろ」と思いますが、DMU緑レア呪文《未発見の脅威》があれば一瞬でコンボパーツが集まります。


デッキに4体の異なるクリーチャーを採用していれば「クリーチャー4種類中選択しなかった2枚を6マナ付与で手札に加える」という超強力なサーチ呪文

 

ただ、この無限ループコンボは基本的にパワー4を召喚しつつ自動でループする《森の伝書使》を使ったコンボの方に試合速度や操作性の面で軍配が上がります。


無限コンボとは言え選択肢有りで2点ずつのバーンだと削りきるのに一苦労…

差別化する点は《森の伝書使》と違って《盾壁の歩哨》1枚でループ始動が出来る事。
つまり操作が煩雑になる代わりにコンボ始動に必要なパーツが3枚から2枚に減ります。

じゃあ「この手順が煩雑なループは何に使うんだ」と言われると先日紹介したPW「潜伏工作員、アジャニ」の奥儀に繋がります。

このコンボを《群れの癒し手》と組み合わせる事でライフを回復しつつ第三能力発動に必要な忠誠値20が容易に達成でき、更に《ファイレクシアの毒》サポート設置後にクリーチャー召喚によるLv10達成+相手をワンパンできるトークンがあっという間に生成。
「処理時間が長くても無限コンボで押し切ればいいじゃん」は禁句

 

他にも色々活用の道はあるかもしれませんが現状思いつくのはこんな使い方ですね。
攻撃できないコモンクリーチャーとはいえ、今後のカード展開によってはまだまだ悪用できそうな可能性を秘めていると思います。