ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

バグOTK:ロッコ・ループ(修正済)

(2022/08/07追記)5.8.0から能力で自分自身を選択(=ループ)できなくなりました

SNCのカードを検証していたらえぐいバグが見つかったので注意喚起を兼ねて紹介。
問題のカードはタイトルにもある通りこちら

 

《舞台座一家の料理人、ロッコ

SNCの三色クリーチャーで、ETBでクリーチャーサーチ&貯蔵マナ分のマナを付与する効果を持っています。そして効果を読んだ方はお気づきかと思いますが、サーチ対象には「このカードを除く」などの記載が無いため「自身もサーチ対象に含まれます」

この段階で私は「こいつにモックスで最大マナを付与して自分をサーチすれば、追加で2回詠唱+6マナ付与で再サーチできるんじゃね?」というクソしょうもない検証をしようと考えました。
ちなみに「先頭4枚から異なる」なのでデッキのクリーチャーが4体以下なら確定で持って来れます

 

実際に検証した結果がこちら。


結論:コモンとアンコモンでバグOTKコンボになりました

 

いや過程を飛ばし過ぎだろ!

という事で詳細を解説していきます。

 

まずこのカードの蓄積マナには過去に紹介した《溶岩の打撃手》と同じ、貯蔵マナが累積するバグが組み込まれています。実際に起きた事象を順に見て行きましょう

1.ETBでロッコを再召喚できるX=7マナ以上を付与して1回目の召喚
2.Xマナ(7マナ以上)付与されたロッコをサーチして召喚
3.1の貯蔵マナが累積しているため、再度サーチ能力発動
4.ロッコのETB使用時の選択肢で「いいえ」を押すまで2と3がループ
5.速攻付与の呪文を唱えてOTK

と言うのが上記画像の流れです。X=8以上だとループごとに貯蔵マナが増えていきます
今回は速攻付与手段としてSTXの赤コモン呪文である《授業初日》を使用。


ロッコ本体+貯蔵マナだけならたったの1枚&14マナでループ。OTK狙いならロッコ本体+貯蔵マナ+速攻付与呪文の2枚&合計20マナでコンボが成立してしまいます。

サポートや呪文のクリーチャートークンで打点補助する前提で「低マナコスト/低スタッツクリーチャーの詠唱数稼ぎに使えるかなぁ」程度の気持ちで試したのですが、どえらい結果になってしまいました。

余談ですが、貯蔵マナは本体のマナコストが最大まで付与されている場合はモックスの効果でマナが付与されません。貯蔵マナを持つカードとモックスを組み合わせる場合は注意しましょう。

 

AIは大量のマナブーストや連鎖しない限り速攻付与呪文と同時に使ってくることは無いので、対処法としては以下が挙げられます。
・除去を構えて返しのターンで除去
・《竜亀》や《抑制する縛め》で先頭無効化
・呪文で無効化したり「攻撃できない」を付与
・コントロール奪取でカウンター(サブ目標を達成できなくなる可能性あり)
最も注意すべきはPWドムリが持つ暴動付与の第一能力&クリーチャーサーチの第二能力ですね

 

そもそもデッキ内のクリーチャーでロッコをピン刺ししない限りAIはループさせて来ないと思われるので、嫌がらせ目的以外では見かけないでしょう。

公式フォーラムには投稿してもらったのでとりあえず修正待ち、、、
実質三色で採用できるカードなので、修整されるまではランク戦で要警戒です。
最近は致命的な問題の対応が早いので数日中には直ると予想しています

今日の一枚(身代金の要求)

本日の一枚紹介はこちら

 

《身代金の要求》

SNCで追加された10マナの白コモン呪文です。
効果は御覧の通り《シガルダの拘禁》と同様に攻撃/ブロック不可を付与してクリーチャーを置物化させます。開発スタッフは平和な心がよほど好きらしいですね。

こちらはマナ吸収により解除可能&相手に多少のアドを与えますが、それでも解除コスト8マナ分の妨害が出来る上にクリーチャーには差し迫った死が付与されるため除去に近い動きが出来ます。

オーラ呪文なので相性の良いカードは先日の記事を参照して下さい。

《魚の餌になる》に加えて《呪文捕らえ》《シガルダの拘禁》《身代金の要求》その他マナブーストやドロー/オーラサーチ系のカードを組み合わせれば能動的にクリーチャー入れ替えを行わないAIにとってかなり厭らしいクリーチャー封殺デッキが完成するでしょう。マジで相手にしたくねぇ…


また白なので《シガルダの拘禁》同様に白黒PWの「蘇りしダクソス」や白単PWの「太陽の宿敵、エルズペス」でサーチできる点もメリットです。

 

とは言え全除去で解除されることや、常在効果を防げないため呪文ループやバーンコンボデッキに対して妨害が出来ない欠点もあります。他のクリーチャー無効化カードと同様に、全てのデッキに対して刺さるカードではない事を把握して活用しましょう。

今日の一枚(魚の餌になる)

SNCのカードを見ていると過去の数セットと比べてだいぶ強力なカードが多いですね。
正直紹介したい候補が多すぎて何から記事にすればいいものか
レア以上の入手はちょっと時間がかかりそうなので、よほどぶっ壊れたコンボが無い限りはコモンやアンコモン系の紹介がしばらくメインになると思います。

 

では本題。今日の紹介カードはこちら

 

《魚の餌になる》

SNCで追加された11マナの青アンコモン呪文。効果は「対象の相手クリーチャーを無効化」して「自陣に1/1の魚トークンを生成」です。

まさかの《シガルダの拘禁》に続くクリーチャーの永続無力化呪文が青で実装されてしまいました。しかも「無効化」なので常在効果すら無効にして完全に置物化します。《竜亀》や《牢獄の管理人、ヒクサス》と違って相手が良く採用する除去効果で解除されないのがかなり強力。
同様にクリーチャーを恒久的に無効化するカードはスタンダードだとMasterpieceの《呪文捕らえ》が居るのですが、そっちは無効化の対象を選択できないため差別化が可能です。


 

さらに生成されるトークンは1/1ですが「ブロックされない」を持ちます。


《シガルダの拘禁》を解除するためのクリーチャー4枠目や生贄要員として使える他に、装備やバフで強化してそのままアタッカーにも転用可能。

 

欠点は必要マナの多さです。クリーチャーを恒久的に無効化できるとは言え11マナはマナボーナス+8以上でない限り1マッチで詠唱できません。そのため連鎖やモックス、マナ付与効果などの工夫が必要になります。また相手クリーチャーが呪禁/護法/プロテクションを持っている場合は別途対応が必要です。《才能の試験》も相変わらず天敵。

そして最大の注意点として「このカードはトークン生成効果があるため、無効化対象が居なくても勝手に詠唱される」という事を把握しておく必要があります。


上記画像は相手の場に1体もクリーチャーが居ない状況です。《シガルダの拘禁》は詠唱不可ですが《魚の餌になる》は詠唱できてしまう事が分かります。ちなみに使用するかどうかの選択肢すら出ません。
つまり手札から無効化していない状態で詠唱可能になった場合、対象が居ないと11マナで1/1を生成するだけになってしまうので《シガルダの拘禁》と違って手札へマナ付与で持って来るタイミングが難しいです。
逆を言えば呪文ループデッキに対クリーチャー兼トークン生成枠として差し込むことが出来ます

 

とは言え呪文コピー能力との相性は抜群です。上述の《シガルダの拘禁》記事で紹介した呪文コピーカードやカズミナの第二能力を使えば一瞬で相手の盤面を無力化できます。


相手クリーチャー3枠を無効化した状態。バーンや全除去/生贄系効果を使わない限り相手は案山子になります。クリーチャー奪取系の呪文には注意

 

また、オーラ呪文なので以下のカードとシナジーも見込めます。

 

特徴はやはり青で使える点ですね。
《蛙変化》を代表とする相手クリーチャーを置物化する呪文と合わせて簡易盤面ロックもできますし、シガルダを使えなかったサルカン/カズミナ/ボーラスと言った強力な青タッチPWで採用できるといったメリットがあります。

特にカズミナはマナ付与サーチと呪文コピー能力を持っているためかなり相性が良いと思います。次のサイクルで《定命の槍》《古き神々への拘束》等の優秀な緑タッチの除去が減るので採用候補としてはあり。

また青白PWで上述のオーラとシナジーがあるクリーチャーや《シガルダの拘禁》と一緒に採用して封殺速度や安定性を上げることも可能です。

 

激励アジャニが流行っている関係でよく見かける《シガルダの拘禁》よりは使う人が限られそうですが、今まで以上にランク戦でクリーチャーの入れ替え/自滅手段が重要になると思います。

コンボ紹介:無限ヘラルド

先日の記事で紹介した新メカニズムの「団結」を使用したコンボですが、実装から1日で修正されてしまいました。カードの効果がバグ以外でナーフされるのを初めて見たかもしれない

しかし、修正されたのは《悪魔的な客室係》単体で団結自体には修正が入っていません。そのため団結を悪用利用したナーフされそうな無限ループコンボを1つ紹介。

 

キーカードはこちら
《失われた業の巫師》私はまだ持っていませんが、海外ニキの間で話題

SNCの緑Masterpieceで10マナ2/3の人間/シャーマンクリーチャー。
団結で手札の最初の2枚のクリーチャーに6マナ付与し、パワー8以上のクリーチャーをコントロールしていれば総クリーチャー数&強化数(最大20点)のライフを得ます。
本家だと収録セットはタルキール龍紀伝(DTK)だし団結もないのに何故…

他クリーチャー召喚のたびにマナ付与は嫌な予感しかしませんね。
と言うか《失われた業の巫師》単体でもトークン生成する度に計12マナ付与はやりすぎでは…
複数トークン生成能力を持つ各種ニッサやガラク達が環境で暴れそうな予感がします。

 

コンボとして組み合わせるカードはこちら。
《スケムファーの王、ヘラルド》

デッキ内にこのカード以外のエルフやヴァンガードが含まれていない場合、ヘラルド自身を確定サーチして4マナ付与します。つまりあと4マナ付与すれば詠唱可能。

 

この2枚を組み合わせる事で無限ループによる《スケムファーの王、ヘラルド》召喚を繰り返すわけですね。※ちなみに効果の発動順はETB→団結なので召喚順序は不問です
手順としては以下の通り。

1.《失われた業の巫師》を召喚
2.《スケムファーの王、ヘラルド》を詠唱
※手札のクリーチャーはヘラルド以外に1体まで所持OK
3.ヘラルドのETBで4マナ付与のヘラルドをサーチし、団結の6マナ付与で再度詠唱
4.3を繰り返し、適度な所でループ中断

これにより100/100を軽く超えるヘラルドを簡単に生成できます。
しかも低コスト/パワー4/タフネス3クリーチャーの詠唱目標が一瞬で達成可能。

 

このコンボでOTKを狙う場合、同じく団結を持つ《機知ある怨怒取り》で無限バーンコンボに昇格可能。エルフタイプではないのでヘラルドのサーチを阻害しません。


このカード自身も適当な複数トークン生成でバーンコンボが組める割と凶悪なコモンカード
《穢れた敵対者》と組ませると軽く40点バーンが出せます

 

バーン以外でOTKにしたい場合は以下のカード等で速攻を付与すると良いでしょう。ヘラルドが威迫を持っているためブロッカーが1体だけなら止まりません。

 

コンボパーツを集めるためには以下のような複数クリーチャーカードをサーチできる呪文がお勧めです。


PWだと第二能力でクリーチャーのマナ付与サーチが出来るドムリが強力

 

《失われた業の巫師》がMasterpieceなので環境で目にするにはまだ時間がかかると思いますが、パーツ2枚かつ18マナで成立。そしてクリーチャーサーチやマナブーストが多い緑タッチで採用できるため厄介なコンボと言えます。

上述のバーンや速攻を絡めない限りOTKされないとは言え、NPCがループを切るタイミングによっては次弾のヘラルドが手札に装填されているので使われると対応が追い付かない可能性が高いです。返しのターンでクリーチャーをパクるか、起点となる《失われた業の巫師》を速攻で除去/無効化もしくはヘラルドを攻撃不可にするのがベター。

やっぱり団結自体がナーフされるべきでは…

 

ただ、このためにエリートパックを引くのもコストが高いですね。カードリストを見る限りSNCにもヴァンガードカードがあるのでマナジュエルは個人的に温存方針。

もし運よく《失われた業の巫師》を手に入れた方は使ってみてください。

コンボ紹介:団結OTK(修正されました)

先日紹介したこのコンボですが、即日パッチで封殺されました。対応が早い

forums.d3go.com

変更内容として《悪魔的な客室係》の2倍バフ効果の後に「このクリーチャーのパワーが40以上の場合—ターン終了時まで:このクリーチャーのパワーは40になる。」が追記される個別ナーフが入っています。


なお日本語表示だと追加された効果説明文が引数配列のままで見えません。えぇ…

錬金術師の計略》とかで80打点を狙うのが妥当な使い方になるのかなぁ
でも《失われた業の巫師》の無限コンボが既に見つかっているので詰めが甘いなぁと言う感じ。
(正直団結は1ターンに3回まで発動とかにすればよかったのでは…)

 

ーーー以下修正(ナーフ)前の記事内容になりますーーー

団結

自身以外の自陣クリーチャーが戦場に出た際、または強化された際に効果が発揮されるニューカペナの街角(SNC)で実装された新メカニズムです。今回はこれに関してえぐいカードが実装されてしまったので、実装当日ですが早速コンボとして紹介。
仕事の休憩時間でこそこそ検証してました

 

キーカードはこちら
《悪魔的な客室係》

9マナのデビル/戦士クリーチャーで速攻トランプル持ち。
そして団結で「パワーがターン終了時まで倍になる」

 

だから倍々ゲームはヤバいって言ってるだろ!(迫真)

 

つまりこのカードは他の自クリーチャーが戦場に出るか強化される度にパワーが倍々になるアンコモンにあるまじき性能です。基本パワー1だからって許されると思うなよ

MTGPQはPWの最大体力が135なので2の8乗(=256)、つまり8体以上他のクリーチャーを同時に出せばブロックされない限りOTK成立。

 

そして繰り返しますが「速攻トランプル持ち」
ダメージ軽減持ちにブロックされてもトランプルで余剰ダメージが貫通してOTKできます

 

今回はコンボのパターンを複数試したのでそれぞれ見ていきましょう。

①《穢れた敵対者》


(吸収したマナ+1)×2のゾンビトークンを生成する黒のクソ強カード筆頭。このカードで10マナを吸収してLv11にすると、敵対者本体+トークン22体=23体で23回の倍化(2^23)が掛かります。その結果…


パワー8388608

スタンダードでこれはゲーム壊れるぅ!
何がヤバいって最低4マナ吸収(合計9+6+4=19マナ)でOTKが成立するダメージを出せる点です。あと赤黒タッチ=使用率が高いボーラス様で使える点も

ちなみに過去の検証記事でも触れましたが、敵対者込みで32体以上召喚(=16マナ以上吸収)するとオーバーフローして0になります。使う際は手札と墓地のマナ量に注意。

 

②《征服者の誓約》


固定で複数トークンを生成できる白の呪文。キッカー込みで最大18体召喚可能です。つまり18回の倍化(2^18)が掛かりますね。トークン9体生成でもパワー512でOTK圏内です


パワー262144
スタンダードでこれは(ry

 

③《永岩城の蜂起》


貯蔵マナ分だけ相手と自分の戦場に侍トークンを召喚できるNEOのレア呪文。
召喚された侍は速攻を持つのでX=7(9+7+7=23マナ)でOTK圏内に持って行けます。
X=10だと10回の倍化(2^10)ですね。


パワー1024
上記①②より火力は落ちますが十分確殺圏内です。と言うかレア&アンコモンカード2枚でこの火力が出せる方がおかしい。さらに赤タッチPWなら誰でも搭載可能。

 

④《世界を彫る者、ファイラス》


通常打点も高く、ETBで緑ジェムの数だけ森トークンを出せるファイラス。緑ジェムの確保や必要マナが高い点が面倒ですが、こちらも赤タッチPWなら誰でも採用できます。コンボ成立の確率を上げるパーツとしては一考の価値あり。


上記の3パターンと比べるとパワーは控えめですが、本体+トークン7体着地でパワー256なので十分OTK圏内になります。つよい(小並)
トークンが速攻持ちなので本体+トークン6体着地でもほぼ確殺圏内

割とメジャーな複数トークン生成カードで試してみましたがとにかく火力がエグい。そして何よりスタンダード環境下&パーツ数2枚で使えるのがヤバイです。
他にも複数トークンクリーチャー生成で良さそうなカードがあれば追記します

 

ぱっと思いつく対策としては
・《竜亀》や《抑制する縛め》による先頭クリーチャー無効化
・閃光付き除去呪文による攻撃前除去
・先制攻撃/二段攻撃持ちブロッカーによる封殺
くらいですね。タフネスが団結で強化されないので先制攻撃持ちブロッカーが一番無難な対策と言えるかも。(除去を撃たれると厳しいから閃光除去もあり…?)

 

目標達成もあるので使う人は少ないかも知れませんが、イベント戦で連鎖して出された場合は無対策だと成す術なくワンキルされる要注意コンボと言えます。

赤にテコ入れが必要って言ったけどここまで極端じゃなくていいから!

 

と言うか他の団結持ちも何か無限ループコンボを組めそうな匂いがしています。要検証

5.7.0配信!

Magic Puzzle Quest(MTGPQ)のバージョン5.7.0が配信されました。
待望のニューカペナ実装ですね。Android版、iOS版双方リリースされているようです。
新メカニズムに関しては後述のトレーニングで実際に試したり、過去記事からプレリリースノートを参照ください。実装後の日本語訳より記事の記載効果を一部修整


ショップにSNCのカードが並んでいますね。クリスタルのセールが来ていないのでイベント参加費が枯渇しない程度にプレミアパックを購入してみようと思います。
⇒NEOの時(8回回して神話レア1枚)と違って10回回して神話レア4枚(うち1枚重複)だからまぁ期待値か…?


マナジュエルはレガシーのMasterpiece用に温存中。全知が欲しい…


プロモーションカードと新PWのエルズペスも販売されていますね。
ただ最近は課金を控えめにしているのでプロモカードは次セット販売後の通常カード落ち待ち。PWはクリスタルショップに並んだ際に購入しようと思います。


てか単色PWこんなに高かったっけ…?漆月魁渡(二色)で3800円位だったような…円安だからかな

ちなみに新PWエルズペスの能力は以下。第二能力がクソ強くないか…?


ちなみにプレリリースノートによると彼女のパッシブ効果は
あなたがコントロールするカードがバフされたり常盤木を得たとき:あなたがコントロールするランダムなサポートは1シールドを得る。この効果は1ターンに1回だけ起動できます。
《牢獄の管理人、ヒクサス》とめっちゃ相性良さそう…対面したらサポート破壊が必須な予感がします。

 

ストーリー→トレーニングも追加。NEOの時と違ってフリーズ無しでクリアできました。
文字化け日本語訳は直っていますが、セット名の引数処理が上手くいってなさそうですね。

 

SNCのカードは随時良さげなのがあれば使用感を見て紹介していこうと思います。

ジェム変換によるフリーズについて

MTGPQがVer5.6.0になってから報告され始めているジェム変換によるフリーズバグについて共有です。記事ではちょこちょこ触れていましたが個別記事にはしていなかったので。

 

具体的には「大量のジェムを一気に変換してジェムマッチを行うと特定条件下でソフトロック(ゲームのフリーズ)が発生する」と言うバグ。
実際に発生すると下記画像の様にジェムが消えた瞬間、または消えた後に追加のジェムが降ってきた状態でフリーズします。


ゲーム進行に関する操作が出来ず、なぜか動くメニューからサレンダーするかゲームを落とすしかないです

発生条件の詳細はまだ明確ではありませんが、主な状況としては
・11個以上のジェムを変換して一度にマッチさせる
・手札のカードのマナが(ジェムマッチ前後で)最大になる
・変換後の連鎖でジェムマッチや破壊時に効果が発動するサポートを巻き込む
と言った事が挙げられるようです。

 

具体的にこのバグを誘発しやすいカードを見て行きましょう。大半がレガシーです。

ウルザのETBで生成されるサポートは1回出るたびに4個の青ジェムを変換できます。青は明滅系のカードが豊富ですぐに青ジェム20個以上の変換が可能。
直近の「アヴァシンの狂気」イベントで私が自爆したのがこれですね。
《ラムホルトの古老》はスタンダードでも使えますが、盤面がトークン等で横並びしていると大量ジェム変換を誘発します。Masterpieceなので使用する人が少ないのが救い。


緑の高コスト爆アドジェム変換呪文は特に要注意です。
これらのカードは確定で15個以上のジェムを単色変換するため、よほどボードのジェムが偏っていない限り唱えてから高確率で大量ジェムマッチします。

 


条件次第で上記の呪文と同じレベルのジェムを変換できるこれらも要注意。
《新緑の熟達》はスタンダードでも利用する人がそこそこいるため警戒が必要です。
レガシーまで広げると「今を生きる」イベントで人気の《はるかなる放浪》やレガシージェム変換デッキで人権カードと言われる《リュカーの巧技》も採用率は高いですね。

 


サポートカードだと《闇市場》も要警戒候補。
除去コンデッキで長期戦に持ち込んで強化すると20個以上の黒ジェム変換ができるのでフリーズの可能性はかなり上がります。

 

レガシーイベントでさっさと試合を終わらせるためにジェム変換デッキを使うプレイヤーにとっては頭が痛いバグですね。何より相手が使ってきてもフリーズするのはキツいです。早く直して
公式フォーラムにもいくつか情報が集まっているので、より詳細や再現性を知りたい方はそちらも見ておいた方が良いでしょう。