ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

直近の各色環境傾向について(緑単編)

個人的主観に基づく直近スタン環境単色カードおよびPWの雑評価。最後は緑単編。

 

環境の緑単カードTop3を選ぶならコイツら

《暴走暴君、ガルタ》はETBで緑ジェム15個の変換を行う爆アドカード。
コストが24マナですがジェム変換のマナでほぼ返ってくる上にスタッツも高い。基本踏み倒しが前提でリアニメイトや後述のカードとセットで採用されることが多いです。

《最深の成長、オヘル・カスレム》はこのカードがダメージを与えた場合にサーチ。クリーチャーを持ってきた場合踏み倒し召喚ができる爆アド性能で、除去されても追放でなければ土地に変わってまた戻ってきます。スタッツも高くトランプルを持っているのも偉い。

《開花の亀》は緑タッチのランプデッキなら入れない選択肢がないくらいの爆アドクリーチャーです。11マナでほぼ毎ターンクリーチャーか土地を踏み倒せるのはエグい。
こいつで土地だけじゃなくクリーチャーも踏み倒せるようにしたのは間違いなのでは?

 

現行環境で強力な緑単PWは《レンと次元壊し》

マナボーナスは微妙ですが、パッシブで緑や忠誠値以外のジェムマッチをした際に(発動しないこともありますが)ボード上で一番多い色のジェムを増やします。

そのため運ゲー連鎖で一気にマナや忠誠値を稼げることが多く、第三能力を他のPWよりもあっさり使うことができます。第三能力のサポートにより墓地を肥やしていればマナボーナスが勝手に上がるため《開花の亀》との相性が抜群ですね。またマッチした色を持つクリーチャーかサポートを墓地から踏み倒せる効果もあるので《神の乱》をほぼ毎ターン撃ち続けることもできます。エグい

緑単デッキのサンプルはこちら

今回のTop3カードを惜しげもなく採用したデッキですね。《レンと次元壊し》の第三サポートによる踏み倒し効果の関係で《神の乱》を採用したいですが今回は我慢。

クリーチャーは《開花の亀》さえ出してしまえば後はガンガン盤面に増えます。引けなくても《未発見の脅威》で持ってきましょう。また《発見の誘惑》か《暴走暴君、ガルタ》を2回使えば確実に第三能力が撃てるのでそこからは押せ押せで勝てます。ダメージ軽減ブロッカーがいてもトランプル持ちが2体居るので安心。

ダメージ軽減ブロッカー対策兼サポート破壊で《人喰い梢》を採用。コモンながらいい仕事をします。ヴァンガード対策は《二人組の叩き伏せ》を利用。

《壮麗な日の出》はエンチャントなので《開花の亀》のクリーチャー踏み倒しに引っかからずジェム変換が可能になります。《隠れ潜む捕食者》はドローソースですね。ただこの構成だと盤面ロックで詰むので、捕食者の代わりにクリーチャー枠をもう一つ入れても良いかも。

 

総じて緑の特徴を上げると
・クリーチャーのサイズが全体的にデカくバーンや格闘で倒されにくい
・スタッツへのバフ効果が多くフィニッシャーを展開しやすい
・トランプル持ちが多くブロッカーを貫通しやすい
・土地やジェム変換によるマナブースト手段の種類が豊富
短所としては
・格闘以外の確定除去手段が少なくダメージ軽減持ちが苦手
・クリーチャーの攻撃以外でライフを詰めれない
・ジェム変換を逆手に取られて相手にアドを稼がれる危険がある
と言った所でしょうか。

ぶっちゃけ現行環境で不遇な赤単を除けばなんだかんだで各色は横並びに強弱があってバランスが取れていると思います。赤自体もタッチなら便利なカードが多いし多色カードも強いものがありますね。
もうすぐカルロフ邸殺人事件のセットも出るだろうし、今後の環境の動きや強カードが気になる所です。