今日の一枚紹介カードはこちら。
《開花の亀》
WOEの緑神話レアで11マナ3/3の海亀クリーチャー。
効果はETBおよび攻撃時にライブラリー4枚を墓地送りにしたあと、墓地の最後のクリーチャーか土地サポートを踏み倒して戦場に出すことが出来ます。
強くない???
1枚で墓地肥やしとリアニメイトを兼ね備えた爆アドクリーチャー。しかも運営がトチ狂ったのか攻撃時にも発動するので実質毎ターン発動可能。
この時点でもう強いですが、こいつの効果はこれだけではありません。
・ターン開始時に自分の土地の数+強化値の2倍の緑ジェム変換
・土地タイプを持つクリーチャーが自分の戦場に出るか強化された時に恒久+1/+1
強すぎない?????
後者はともかく前者の効果がえげつないです。
土地(強化)が2枚でていれば毎ターン緑単4ジェム変換というスタンダードの土地全体を鑑みても破格のジェム変換効率を持ちます。
現行スタンダードの緑クリーチャーの中ではトップクラスの爆アド効果を詰め込んだカードですね。特に自前で墓地肥やし&リアニメイトできるのはガチで強い。
ここまで来るとこいつの活用方法は大きく分けて2つに分かれます。
①土地非採用で大型クリーチャーを踏み倒すリアニメイトランプデッキ
②土地カード大量展開でマナと忠誠値を爆稼ぎするデッキ
①の例で言えば《偉大なる統一者、アトラクサ》や《暴走暴君、ガルタ》などの強力なETBを持ちつつ優秀なスタッツを持つカードが代表。それこそ海亀を含むこの3枚が上手くハマれば召喚とマナ付与がガンガン回って60/60のガルタが唐突に戦場にでてきます。
亀本体を残すだけでも延々踏み倒し出来る上に、スタッツの大きいクリーチャーを横展開すれば単体除去の囮としても機能してくれるのもいいですね。
②の例はMIDやVOWの5マナ付与土地を回すのが主流になると思います。デッキに合わせた色の土地を1~2枚採用するのがベター。マナ付与効率を上げるためにドローソースをしっかりと組み込みましょう。
①に比べると爆発力は劣りますが、土地を出す関係上マナ事故が起きにくいので安定して盤面を展開出来ます。
もし相手に使用された場合、除去してもしつこく大型クリーチャーと横並びで出てくるので単体除去だと手数不足になりがちです。《魚の餌になる》などで無力化するなどしてETBと攻撃時の爆アドを防ぐように対策していきましょう。
総評として緑タッチデッキなら問答無用で一軍採用できるクリーチャーです。リソースがあればクラフトやマナジュエルを使ってでも狙っていいレベル。