ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

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今日の一枚(機械の母、エリシュ・ノーン)

今日の一枚紹介はこちら

 

《機械の母、エリシュ・ノーン》

ONEの白神話レア。15マナ4/7で伝説/警戒持ちのファイレクシアン/法務官タイプを持つクリーチャーです。
効果はクリーチャーやサポート詠唱時にそれらが「機械機構」の紋章を持っていなければ「手札にコピーして機械機構の紋章と最大マナを付与する」というもの。クリーチャーをコピーした場合、コピー版のスタッツは0/1になります。
加えて相手ターン中は相手手札の呪文が5コスト増加と言う妨害効果持ち。

 

やはり特筆すべきは前者のコピー効果ですね。機械機構の紋章を持たないクリーチャーとサポートカードに対して実質「二重詠唱」効果を持っているため、ETBや「~を詠唱したとき」の効果が2回発動したり、サポートのシールドを2倍の状態で設置するという事になります。相性が良さげなカードで具体的な例を挙げていきましょう。

例えば《蒐集家、ザンダー卿》を出せばETBが2回発動して相手の手札を4枚ハンデス出来ます。

 

VG《実地研究者、タミヨウ》を出せばシールドが8で展開されて次のターンから常在効果の「手札全てに最大マナを与える」が発動。強い。
VGテフェリーだと奥義発動まであと1歩足りませんが同様に強力


《偏執的な援護者、ステン》を出せば手札のコストが6減少
さらに紋章は戦場から離れると消えるので、ステンの効果などによって紋章付きカードを追放して戦場に戻すと次の詠唱時に再び二重詠唱の効果を受けることが出来ます。
ちなみに強化された状態で戻せば0/1で詠唱されていたスタッツも元の数値(ステンなら2/2)に戻ります

 

空位玉座の印章》は「これ以外のサポートを唱えたとき」なので、他のサポートをコピー込みで2回詠唱する度に飛行持ちの4/4天使トークンが2体生成されますね。
弱点だった本体のシールドも2回詠唱で4になるのでジェムマッチで壊れにくくなります。

 

また「強化されない」サポートは詠唱した数だけ戦場に展開される(=コピー版でなければ紋章持ち扱いにならない)ので、DMUの土地などは何度詠唱しても2個ずつ設置されるという事になります。

他の例で言えば「半分のマナを付与する」と言った効果を2回詠唱することで最大マナを付与したり、ETBで自身のスタッツを強化するクリーチャーはその倍の恩恵を受けたりなど汎用性がかなり高いカードと言えます。

また相手手札の呪文コスト増加効果も《損切り》《五者会談》の採用が多い現行環境にマッチしていますね。

ちなみに天敵は詠唱した分だけデメリットを受ける《痛ましい苦境》カードを詠唱した際にマナ獲得したり拒否ジェムを生成してくるPMAテフェリーです。
対面時は警戒した方が良いでしょう。