ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

コンボ紹介:厄介詠唱ループ

久しぶりにコンボ紹介です。例によって無限コンボですね。
早速パーツ紹介。主題となるカードはこちら。

 

《気まぐれな厄介者》

ONEで登場した赤の神話レアドラゴンです。16マナと言う高コストですが、墓地が肥えていれば7マナ4/4飛行+条件付き呪文踏み倒し効果持ちと言う強力な性能。

今回はこちらに2枚のカードを組み合わせてループさせていきます。

いつもの

と言う訳で《五者会談》と《舞台座一家の料理人、ロッコ》ですね。
こいつらいつも悪さしてんな

 

コンボの始動パターンはいくつかありますが、簡単なパターンで説明すると
1.《五者会談》を詠唱する(=墓地に落ちる)
2.《五者会談》で取得した最大マナのロッコを唱える
3.ロッコのETBで《気まぐれな厄介者》を最大マナで取得して唱える
4.厄介者のETBで墓地にある《五者会談》が鍜治場紋章付きで追放領域へ
5.追放領域の最後にある鍜治場紋章付き《五者会談》を手札に取得して詠唱
6.1に戻ってループ

火力やコスト面などでジョダーループコンボダニサコンボに劣りますが「《五者会談》さえ唱えてしまえば成立する」という点は強力。
しかもロッコ以外に五者会談で持って来れるカードを2枚ずつ詠唱可能なので横展開性能が高く返しの単体除去にも強いです。また特定スタッツ/コストのクリーチャー詠唱やサポート詠唱条件も並行して達成できる点も便利。

鍜治場紋章付与の対象になる他の呪文や土地以外のサポートを多少混ぜ込んでいても「追放領域の最後から鍜治場紋章付き3枚中1枚のカードを選択して取得」なのでループに入れば必ず直前に詠唱した《五者会談》を取得できるのも良い点ですね。

始動条件も墓地に《五者会談》が落ちていればロッコか厄介者を詠唱するだけでOKなのでかなり制約が緩いです。一方で墓地が肥えすぎていると《五者会談》が追放領域に飛んで行かない事があるので安定重視ならクリーチャーや土地サポートでデッキを嵩増しすることをお勧めします。

欠点はクリーチャーコンボならではの召喚酔いがある事ですね。
速攻付与手段がない場合は返しのターンでクリーチャー除去/無効化/奪取を使われないようにしましょう。ザンダー卿のETBでハンデスして除去を防ぐのもあり。
〆にロッコで《無謀な嵐探し》を持って来て速攻付与でワンパンするのがベター

ただし《痛ましい苦境》とかを出されていると自滅するので要注意です。

 

なんとなく「悪さするだろうなぁ」と思っていた厄介者ですが、まさか「追放領域の最後のカード」の指定で無限コンボパーツになるとは思っていませんでした。
しかもロッコの貯蔵マナバグが修正されても使えるという点がヤバい。またカードの色だけで見れば赤タッチPWなら誰でも採用できる点が大きいですね。

ループ処理が手作業で煩雑ですが、制約の緩い特定のイベントでは活躍出来るコンボと言えるでしょう。

 

余談ですがこの厄介者、レガシーだとデッキから厄介者を戦場に展開できる呪文だけで無限ループします。
例えばZNRの《変わり樹の共生》を詠唱するだけでループコンボ開始。エグい

広まると修整が来そうですが、界隈ではダニサコンボが注目され過ぎていてあまり話題になって無さそうなので思う存分悪用しましょう。