現行スタンダード環境の私的代表カード紹介。
各色が終わったので後は無色と多色(三色以上)ですね。今回は無色編コモン~神話レアで10枚程度選んでいきます。
土地はあげていくとキリが無いので用途が特殊なもの以外は対象外
《精霊信者の剣》
ORIの7マナ装備品。画像から勘違いされがちですが緑ではなく無色。
装備の修正自体は+2/+2と控えめですが、攻撃時にランダムで3×3ブロックを破壊するためサポート破壊+追加ジェムマッチを狙うことが出来ます。
種ジェムや金トークンを破壊してのマナブーストや相手の《牢獄の管理人、ヒクサス》と言った低シールドサポートを割るのに有効と言えるでしょう。
一方で完全にランダムで破壊されるため、自身のサポートを自壊させたり相手が追加入れ替えや連鎖できる状態でターンを渡してしまうリスクがある点には注意。
《太陽の拳》
後援/拒否/堕落/点火/種/結晶化ジェム破壊時に6マナを獲得できるサポート。特に後援ジェムを大量に展開できる激励アジャニや《群れの癒し手》と相性抜群です。
シールド4で壊れにくいのも評価点。
《カルニの宝石》
コストが多少高いものの、毎ターンマナフィールドで最大2枚ドローできるサポート。
ドローしたカードがクリーチャーなら先頭クリーチャーを強化できる点も強力。
緑PMAパックからしか出ない点に注意。
《ダークスティールの城塞》
無色カードを唱えるたびに自他問わず任意のサポートを結晶化させる特殊土地。
土地やヴァンガードすら結晶化で除去できる点がかなり強力。
BROで優秀な無色カードが増えたのも追い風ですが、元々のコストがクッソ高いので踏み倒しなどを活用しましょう。
《恐怖のドールハウス》
スタンダード版《幼獣の復讐》
マナフィールド効果で墓地のクリーチャーを1/1でリアニメイトできます。
強力なETBを持っていたり、素のスタッツが低くて勝手に成長するクリーチャーと一緒に採用するのがオススメ。
《鏡の箱》
トークン以外のクリーチャーに対して強化値分だけバフするサポート。
強化値が一気に上がる《アカデミーの精鋭》や重ね出ししやすい各種埋没持ちクリーチャーと相性が良いです。
《未認可霊柩車》
自身の追放領域分のバフを掛けれる機体カード。
一気に追放領域を38枚増やせる《ネファリアの災い、ジェリーヴァ》と相性が抜群ですが、それ以外にも手札からカードを追放してバフの量を手軽に嵩増しできます。
《スランの門》
大量のファイレクシアジェムを生成しながら手札に完成化を付与する特殊土地。
使い方によっては下手な土地よりもマナを稼ぐことが出来ます。
《マイトストーンとウィークストーン》
2枚ドロー+相手の対象クリーチャーに-5/-5修正を掛けるというリソース補充と除去が1枚で兼任できる優秀カード。特にダメージ軽減を持つ《信仰縛りの審判官》や《確固たる討伐者、レム・カロラス》を赤単/緑単でも除去できる点が優秀です。
余談ですが《ウルザの秘宝館》のドラフト効果でも取得可能。
《洞窟の番人、スー=チー》
基本コストがバカ高いものの、自分のターンで死亡時した際に23マナを獲得。
《画家、アンヘロ》で呪文詠唱時に犠牲にして手札に最大マナで戻すと23マナのアドが稼げるコンボが可能。他にも各種生け贄/リアニメイト効果と相性が良好です。
《街並みの地ならし屋》
毎ターン恒久的に相手クリーチャー/サポートを破壊する効果が付いた激強カード。
素のコストが24なのでほぼ踏み倒し前提ですが埋没だと12マナで召喚可能です。
デッキによっては下手するとこいつ1枚で詰みかねません。
現時点ではクソ高い課金入手のみなので、ONE実装時に通常落ちするのを待ちましょう。
《ファイレクシアへの門》
28マナという現行スタンダードで最大のコストを誇りますが効果もそれ相応です。
戦場に出たとき相手クリーチャー全員に差し迫った死を付与し、毎ターン自分か相手の墓地からファイレクシアンタイプ付きでデメリット無しの選択リアニメイトが可能。
実質全体除去効果の付いた《虹色の橋》なのでかなり強力なカード。
無色は基本的に各色の補助的な意味合いが強かったのですが、BROのアーティファクトやMasterpieceの土地も含めるとかなり強化された印象ですね。特に最後の2枚は環境でも強力なフィニッシャーであり、今まで確定除去手段が少なかった赤単/緑単の希望の星と言えます。
アーティファクトと言えば第一能力でアーティファクト踏み倒し効果があるPW「肉体の裏切り者、テゼレット」の評価も上がりましたね。青単PW評価の見直しにも影響ありです。