ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

各色のスタンダードおすすめカード(青編)

先日の白編に続いて現行スタンダード環境の私的代表カードです。
コモン~神話レア、二色以下で10枚前後選んでいきます。今回は青編。

 

《蛙変化》

最近は《虚空裂き》にお株を奪われがちですが青では珍しい確定除去呪文です。
1/1のカエルトークンを相手の場に生成できるため相手がAI(盤面を自分で入れ替えしない)であるこのゲームにおいて盤面を圧迫できるメリットが地味に強い。ORIのカードなのでスタン落ちしない点も優秀です。

《潮流駆け》

10マナ4/4にコスト増加バウンスが付いた優良クリーチャー。
ORIのクリーチャー全体で見てもかなり優秀で、アタッカー兼妨害で採用可能。

同じ10マナで黒の《殺戮の専門家》が若干上位互換ですが、ザンダー卿などの死亡時誘発効果を発生させずに除去できる点やトークンを追放できる点はメリットと言えます。

《一日のやり直し》

10マナで相手と自分の手札をリセットして自分だけ15マナゲインという爆アドカード。
欠点は相手のマナゲイン手段が豊富な状態で使うと純粋に手札を補充させてしまう事ですね。逆に相手が高コストで固めたデッキだとぶっ刺さってカードを詠唱させずに盤面を回すことが出来ます。


《曖昧模糊》

拒否ジェムデッキにとって必須カード。
ジェム変換効果+相手の先頭への高級デバフ効果を持つため、シールド値の低さに目を瞑ればかなりコスパが良いです。
基本的に拒否ジェム関連カードと一緒に使う前提ですが、これ単品でも2枚程度出せば十分働いてくれます。ただ効果に即効性が無いため、不利盤面で出すとそのまま押し負けることも。

 

《時の逆転》

《一日のやり直し》の亜種。前者と違って5枚ではなく捨てた枚数分だけドローする点には注意が必要ですが、ボード上の青ジェムが多ければマナゲイン量はかなりのもの。ドロー呪文と上手く組み合わせると準ループしたりします。
手札を捨てて墓地を肥やせるという副次効果も地味に優秀でリアニメイト呪文と組み合わせやすいです。

 

《消えゆく希望》

たった4マナで使用できる強力なバウンス呪文。
相手の手札が5枚以下という制約があるため《終わりなき迂回》と使い分ける必要があるものの、このコスパを上回るカードは少なく基本的に有利交換が可能です。
ただコストを増加させる効果は付いていないため低コストクリーチャーのバウンスに使うとジリ貧。基本的に高コストorトークンクリーチャーに使うと良いでしょう。

 

《移植された自我》

自身のクリーチャーを1体生贄にするだけで相手の最大コストのクリーチャーを恒久的に奪える低コスト呪文。疑似的な除去としても使えます。
1/1トークンを破壊しても相手を奪える上に対象選択が不要なので呪禁持ちでもコントロールを奪う事が可能。

《ウィザード・クラス》のスタン落ちにより呪文ループデッキが減った点が追い風ですが、相手デッキのクリーチャー性能依存になるためこちら側も最低1~2体はアタッカーを採用しておきましょう。

 

《死への恐怖》

私はあまり使っていないのですが、海外ニキが好んで使って来るデバフエンチャント。
自分の墓地を能動的に増やせるダッコンや《受難の天使》と合わせて使われることが多いですね。特に後者はバーサーカーで突っ込んでもダメージを受けにくくなります。

相手の先頭の攻撃をほぼ無力化できるため《信仰縛りの審判官》などの強力なディフェンダー持ちや装備で強化されたフィニッシャーに対しても有効と言えます。

 

《嵐風招来》

相手クリーチャーのコントロールをデメリット無しで恒久的に奪う呪文。
相手の盤面を更地にしてクソデカクリーチャーを生成した後に使われてカウンターで死んだ人も居るのでは(1敗

《移植された自我》と同様に相手のデッキ依存の性能ではあるもののフィニッシャーやクソデカブロッカーをパクれた時のアドはすさまじいです。呪禁持ちには要注意。

 

損切り

9マナで青ジェムを最大20変換するというアンコモンとは思えないマナブースト呪文。
相手の墓地も大量に増やせるためJMPの《文飾衒才のブルバック》と合わせるとえぐいダメージを与え続けます。ジェムマッチによる忠誠値稼ぎ性能も○
犠牲呪文全般に言えますがダメージ軽減持ちを犠牲対象に選ぶとノーリスクでコピーできるという若干バグじみた小技も覚えておくと良いでしょう。

《魚の餌になる》

相手がAIであるこのゲームにおけるスタンダード最強の盤面ロック呪文。
トークン生成効果が付いているため手札で無効化していないと対象が居ない状態でも自動詠唱される点には注意。
AI相手の盤面に3回使えばほぼ盤面ロックになるので、あとは目標達成まで煮るなり焼くなり好きにしましょう。呪禁持ちには要注意。

 

《多元宇宙と共に》

コストがバチクソに高いですが毎ターン実質カード1枚踏み倒しという相応の効果を持ちます。スタンダード版の《虹色の橋》と言っても良いでしょう。

手札が一杯の時でも青ジェム6個変換で腐ることがない点も優秀。

 

基本的に序盤の青はかなりカードパワーが弱いものの、ORIのレアカード群が割と優秀なので冒頭紹介したORI3種を持っていれば触り始めても良いと思います。

あまり使ってくる人はいませんが全体で見れば《魚の餌になる》が頭一つ飛び抜けて強力。対抗するためには自滅効果持ちを採用するかデッキ内のクリーチャーをトークン込みで4種類以上確保して入れ替える必要があるため構築時点で対策していないと盤面ロックで詰み。

他にも妨害やリソース稼ぎに有力なカードがごろごろしているためクリーチャーのパワー不足を他の色や多色カードで補えばかなり強力な色と言えるでしょう。