今日の一枚紹介はこちら
《噂の蒐集家》
SNCの白アンコモン。9マナ2/1のエルフ/ウィザードクリーチャーです。
団結能力により1枚ドロー。加えて自分の戦場にこのカードを含めて3種類以上のクリーチャーが居る場合はその引いたカードに6マナを付与することが出来ます。
過去に紹介した《失われた業の巫師》もそうですが団結能力でマナ付与は強力ですね。しかも彼女に関してはドロー効果もあるため手札切れの心配がなくなります。
極端な話をするとこのカードは盤面に3体並べて「6マナで団結を誘発させる効果」を実行し続ければ手札に7マナ以上のカードが詰まるまでループさせることが出来ます。
具体的な例を挙げると以下のカードを利用した準ループコンボ
《空騎士、トゥーラ・ケネルッド》《マナ形成のヘルカイト》《墓所の守護者》等の「カードを唱えた時にクリーチャートークンを生成する」効果持ちですね。
このどちらか1枚と《噂の蒐集家》を着地させた上でそれぞれのトークン生成条件となるカードを唱えていきます。唱えるカードとしては蒐集家の団結効果で付与される6マナ以下のカードがメイン。注意点としてマナが付与されないドロー呪文は手札詰まりを起こすので採用しないようにしましょう。
デッキサンプルとしてはこんな感じ。
出来るだけレアを使わず、オリジンのカード多めで作っています。
ぶっちゃけ唯一のレアカードである《抑制の縛め》も他の呪文に変えた方がループさせやすかったですね
上手く回してトークン生成後に《うねる待ち伏せ》を使えばこんな感じに
もちろんレア以上のカードを活用したり、どのカードを詠唱してもトークンが生成される《墓所の守護者》の方が圧倒的にループが継続します。
上記以外の複数トークン生成クリーチャーとも相性が良いです。
特に《穢れた敵対者》を出した後に団結で付与される6マナで《穢れた敵対者》を再召喚すれば大量のゾンビトークンを生成可能ですね。
2ターン目で《噂の蒐集家》と《穢れた敵対者》を1体ずつ召喚すれば団結で手札とマナが補充され、《穢れた敵対者》をマナ吸収で再召喚出来れば一気にこの盤面まで増えます。強い
他に6マナ付与で出せる有力カードはこちら。珍しくORI多め
クリーチャーが揃うまでの遅延手段としてヒクサスや《抑制する縛め》は有効。ループで重ね出し出来ればサポート破壊手段を持たない相手ならほぼ封殺できます。
また6マナ以下で使えるジェム変換呪文として《精霊信者の覚醒》もあり。
ちなみにマナ詰まりに関してはこちらの2枚を上手く使えば回避できます。
《錬金術師の計略》は4マナ利用だと相手クリーチャーを強化するデメリットと引き換えに追加ターンと二段攻撃/トランプル付与。
《炎の儀式》はマナ詰まり解消の他に初動のマナブーストにも効果的です。
ただ本体のスタッツが9マナに対して2/1と貧弱なので、バーンで焼かれやすくコンボ前提でないと打点も足りません。あくまで団結でドローとマナブーストを行うサポート的な役割のクリーチャーとして運用しましょう。