ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

PW紹介:護国卿、ウルザ/プレインズウォーカー、ウルザ

本日はPW紹介。お題はこの方。

 

《護国卿、ウルザ》

BROで実装された白青PW。体力はLv60で119と真ん中より少し高め、マナボーナスは白/青+5、赤-2の有利2色型です。青白にとって待望の+5キャラですね。

第一能力は手札の呪文とアーティファクトにそれぞれ5マナずつ付与して《マイトストーンとウィークストーン》が手札にあれば最大マナを付与。

第二能力は1枚手札を捨てて2枚ドロー&末尾のカードに6マナ付与、さらに《護国卿、ウルザ》が手札にあれば最大マナを付与。

表面はこの2つの忠誠能力しか持ちません。
しかし固有能力としてターンの最初に忠誠能力を使用した際《護国卿、ウルザ》と《マイトストーンとウィークストーン》が場に出ていなければどちらかのカードを選択してドラフト(※)。
※…デッキに採用してなくても手札に持って来る

両方のカードが出ていれば後述の裏面に変身します。

 

《プレインズウォーカー、ウルザ》

PW《護国卿、ウルザ》の変身した姿。体力とマナボーナスは同じです。

第一能力で1/1のアーティファクト・兵士トークンを3体生成し、墓地や戦場にあるアーティファクトや呪文、その強化値につき2点のライフを回復。

第二能力で相手の最大コストカードを追放。

第三能力で相手のパーマネント全てを破壊し、自身のヴァンガード及びアーティファクト以外のカードを破壊。その後ライブラリーから最大マナのアーティファクトを最大マナで取得。

さらにターンの最初に裏面で忠誠能力を使えば追加入れ替え1回獲得+忠誠能力を再使用することが出来ます。

 

強い(確信)

 

アーティファクトと呪文主体で組めば表面の第一能力は忠誠値8で最大30マナ獲得。裏面に関しては忠誠値さえあれば毎ターン2回行動できるという破格の性能。
表面はマナ加速とリソース補充、裏面はライフゲインと除去に特化しているのも魅力ですね。マナブーストに秀でた表面で盤面をしっかり構築した後に変身し、裏面の追加入れ替えでゴリゴリにアドを取る戦い方がメインと言えます。

一方使ってみて感じた欠点としては火力面の低さだと思います。
能力に巨大スタッツのトークン生成やバフが無い上に、PWの特性上クリーチャーの《護国卿、ウルザ》を盤面に出すので他のクリーチャー2枠で火力を稼ぐ必要があります。

また《護国卿、ウルザ》を盤面に出せていない状態で青白ジェムを消したり忠誠値を稼いだりできないと展開が遅いです。この辺は3色以上有利ジェムを持つダッコンなど他のPWに劣る点ですね。

それらを踏まえた上で相性のいいカードを見ていきましょう。

 

損切り

青タッチでこの呪文と相性の悪いPWはほぼいないですね。
呪文なので第一能力によるマナ付与が出来、忠誠値も稼げるので雑に採用できます。
また裏面の第一能力で1/1トークンを3体生成できるので、そちらを犠牲対象にしても良いでしょう。

この呪文の欠点は大量の青ジェムを残した状態で相手にターンを渡してしまう事ですが、ウルザの裏面は忠誠能力を使うたびに追加入れ替えを取得するため大量生成した青ジェムを消した上で相手にターンを渡す動きが出来ます。

 

《嵐風招来》

ウルザの第一能力でマナを付与できるのは呪文とアーティファクトのみなので、必然的にそれらのカード比重が多くなるのがこのPWの特徴。逆を言えば通常クリーチャーによる打点が少なくなるとも言えます。
そのためコントロール奪取系の呪文を採用すれば火力面の欠点を補いながらクリーチャーの除去が可能です。若干相手デッキに依存する点がリスク。

 

《カイラの命令》

ウルザの欠点である火力不足をバフ+二段攻撃で補える呪文。
有利ジェムが少ない時に使って白ジェム変換したり、ドローのおまけ効果があるのも中々優秀です。

 

《時空》

有利ジェムがマッチできなかった場合でも安定してマナと手札を供給できる優秀サポート。《マイトストーンとウィークストーン》は忠誠能力でデッキ外から持って来れるので、どちらかと言えばデッキには《時空》を優先して採用したいです。

《信仰縛りの審判官》

墓地に落ちた後の白ジェムマッチでぶっ壊れサポートを展開できる優良ブロッカー。
表面の第二能力で墓地に落とせば速攻で変身しつつ裏面の忠誠能力で安定して追加入れ替えを得ることが出来ます。

 

《影の処刑者、ダッコン》

最近採用が多い《蒐集家、ザンダー卿》や《刃とぐろの蛇》に対して比較的安定した対応が出来るカードです。
第二能力の除去効果が優秀なのに加えて第三能力で墓地の高コストアーティファクトを直接場に戻せるのが強み。

 

《ファイレクシアへの門》

踏み倒し前提の高コストですが、ウルザ裏面の第三能力で相手の盤面を破壊しつつ「確定で」展開することが出来ます。相手PWがウルザなら真っ先に警戒するカード。

 

他のPWでも定番のカードが多めですね…
まだ手に入れて日が浅いので時間が取れたら他のカードも試していきたいと思います。

 

総括としてはダッコンの様にガンガン攻めるタイプではなく、英雄テフェリーのような除去コン寄りの性能をしたPWです。各種目標達成に満遍なく対応できるでしょう。

個人的に白青(黒)で愛用して使っているPWの比較で言えば火力に秀でたダッコン、奥義が最強の英雄テフェリー、有利盤面を構築しやすいウルザと言った感じですね。
それぞれ強みが異なるので自分の手持ちカードや目標に合わせたり好みの戦術に合ったPWを選択するといいと思います。