ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

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イベント戦:パワーストーンの破壊

連合イベント戦「パワーストーンの破壊」の雑感です。

BROの初イベントですね。スタンダードPvPでノード数は珍しく1しかありません。

固有ルールとして特殊サポートの《パワーストーンの破壊》が設置されます。

このサポートを巻き込んでジェムマッチすると手札のクリーチャーへ最大マナ付与発生。狙えるなら狙っていきたいですね。またサポートのシールドがターン毎に減少していき、戦場から離れた際にお互いのライフの大小によって《戦争の終焉者》と《ファイレクシアの伝令》サポートがそれぞれ設置されます。
余談ですが相手が《神の乱》で追放した場合、誘発効果無しで盤面から消えるそうです。草


ライフが高い方が《ファイレクシアの伝令》、低い方が《戦争の終焉者》。それぞれアーティファクトサポートをマッチさせた際に効果が発動します。
相手側が《戦争の終焉者》の場合、効果で全ジェム破壊した時のまぐれ連鎖が怖いため出来るだけ相手のボードからはアーティファクトを消しておいた方が良いでしょう。

◆中央ノード

目標条件は10個以上のジェム変換とサポート15枚の詠唱。…15枚!?
題材になっているパワーストーンを呪文や効果で生成しても詠唱扱いされないので正直「召喚」のミスなんじゃないかと思っています。

使用デッキはこちら。PWはカズミナ

とにかくサポート詠唱数を稼ぐ必要があるのでVGを多めに採用して《五者会談》で持って来る方式を採用。Masterpieceを恥ずかしげもなく4枚採用する暴挙
序盤は青モックスや《ソンバーワルドの賢者》《ネファリアの災い、ジェリーヴァ》を展開してアドを稼ぎ、中盤以降は《静刃の鬼》で相手の手札をパクりつつ安定してダメージを与えていきます。打点が高いクリーチャーをパクれたらソンバーワルドと交換。

《静刃の鬼》は高コストですが、ハンデスによって相手が高コストカード主体のデッキなら完封できる鬼畜性能。ハマれば厄介な除去を使われずに済みます。

本来であれば《損切り》でジェム変換すればいいのですが、環境に多いダッコンの忠誠値稼ぎや《信仰縛りの裁判官》警戒で緑ジェム変換を主体に進める構築に。

また《刃とぐろの蛇》を使われた際に爆アドを稼がれてしまうため、安定性を優先するなら青ジェムを増やしすぎるのは避けた方が良いと考えました。

ちなみにPWダッコンは先に盤面に着地させておけば《刃とぐろの蛇》や《蒐集家、ザンダー》によってハンデスされても落ち着いて対応が出来ます。今回のような長期戦前提のイベントでは結構オススメなVGですね。

自分のクリーチャーが相手の《魚の餌になる》で無効化された際に除去して再召喚するムーブが出来るのもありがたかったです。

デッキの没案としては上述の《刃とぐろの蛇》と《損切り》のループでサポートを展開しまくるデッキや、《群れの癒し手》による後援ジェム変換と特定カードのループコンボ。どちらも決着は早そうですが、サポート15回を達成する前に勝つ可能性があったので安定して満点を取るために今回のようなVG活用デッキ形式にしました。

 

結果としては120点で満点獲得。
連合順位は15位。初回故にポイントを落とした人が多そうでしたが、それよりも集計サイトを見る限り最後まで消化してないメンバーが複数いたっぽい?

次回は10位圏内を狙いたいですね。

環境傾向としては《信仰縛りの審判官》を採用したダッコンがかなり多く、ダッコンだけで5回。そのうち審判官を確認できた試合が3回。全12試合でこの確率ですよ奥さん

試合運び自体は順調でしたが長期戦ではダッコンの第一能力によるバーンが痛く、ダッコン対面なら《魚の餌になる》を抜いてライフゲインとして《ニッサの天啓》辺りを採用した方がいいかも知れません。

一部の海外ニキからは「サポート15回詠唱は条件が厳しすぎる!うんざりだ!」とブーイングが挙がっていましたが、正直条件が緩すぎると「収穫祭」の下ノードや「神河体験」「一家の務め」みたいにイベントの特徴が無いデッキが蔓延するのでこのくらい条件が極端な方が良いと思います。
とは言え「アーティファクトをX回唱える」とかもっとBROの特徴を出して欲しかったですが

何よりも最終リチャージが日曜日の朝9時なので毎週月曜1時まで待たなくてもいい点が最高ですね。複数ノードのイベントでもこのチャージ形式がデフォルトになってくれないかなぁ。