ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

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ダメージ軽減付与の処理について検証

先日の記事で紹介した《神河の魂、香醍》は「ETBでダメージ軽減を付与する」「死亡時に自軍のランダムなクリーチャーからダメージ軽減を失わせる」と言う効果を持ちます。

この効果と該当記事で少し触れた《確固たる討伐者、レム・カロラス》の全体ダメージ軽減付与をカチ合わせた場合どうなるかを軽く検証。

 

①レム・カロラスが出ている状態で香醍を破壊した場合
香醍を破壊した際のダメージ軽減付与消失効果とレム・カロラスの全体へのダメージ軽減付与どちらが優先されるかを確認します。両方のクリーチャーを出した状態で、香醍を破壊すると…


結果としてレム・カロラスのダメージ軽減が一瞬消えた後すぐに再付与されました。
レム・カロラスのダメージ軽減付与は常在効果なので、以前紹介した装備カードの検証と同様に常時付与が更新され続けます。

 

②香醍のダメージ軽減付与をした後にレム・カロラスを破壊した場合
香醍でダメージ軽減付与した後に全体ダメージ軽減付与のレム・カロラスが死亡した場合、ダメージ軽減の効果がどうなるのか確認。香醍の効果で《群れの癒し手》にダメージ軽減を付与している状態でレム・カロラスを破壊します。


結果としてETBで付与された《群れの癒し手》のダメージ軽減は残りました。
つまりETBによるダメージ軽減付与は常在効果によるダメージ軽減付与とは別枠で、後者の常在効果が消えても残り続けます。
レム・カロラスが死亡しても元々ダメージ軽減を持っているクリーチャーがダメージ軽減を失わないのと同じ

 

詰まる所、この2枚に関してはデッキに組み合わせて採用しても噛み合わせは悪くないです。警戒(+飛行)や到達を持つクリーチャーと併用したり、下記のような装備品や呪文でそれぞれに防御能力を付与してあげればクリーチャーを安定して封殺できるデッキが作れるでしょう。


レム・カロラスが倒されても香醍のダメージ軽減効果が残りますし、逆もまた然りなので全体除去を撃たれない限りは盤面のリカバリがしやすいと思います。

 

③追加検証:ヴァルクミラのダメージ軽減消失処理
ダメージ軽減と言えば《守護者の盾、ヴァルクミラ》と言うアーティファクトがあります。このカードは特定条件で「ダメージ軽減と呪禁を次のターン開始時まで失う」デメリット効果があるので、上述の2枚との動作を確認しておきましょう。


戦場には「香醍」「レム・カロラス」「香醍でダメージ軽減が付与された群れの癒し手」がいます。この状態でヴァルクミラのダメージ軽減消失効果を発動させて、レム・カロラスと香醍のダメージ軽減がどうなるかを確認。


《骨読み》で自傷ダメージを受けた結果、3体のダメージ軽減がすべて失われました。
つまりヴァルクミラのダメージ軽減消失は「常在効果」や「付与効果」問わず効果があるため、ダメージ軽減クリーチャーを有効活用したい場合にヴァルクミラはなるべく採用しない方が良さそうです。

 

理論上は「当たり前だろ」と思うこれらの結果ですが、割とこのゲームはガバ処理があったりするので気になった処理や動作の検証はちょこちょこ続けていきたいですね。