以前の記事でNEOの《噛掌の忍者》が常盤木を失った後も能力が使えるTipsを紹介しました。今回はその続き。
検証対象はNEOのコモンカードである《機械壊しの河童》です。
このカードは「特定の常盤木を失う事で相手のサポートを破壊する」能力持ちで、地味に土地も破壊できる点が優秀。
このカードが常盤木を失った後でも能力を使えるか確認します。
カードの個別記事として書いていない時点でお察しですが、結論としては
《機械壊しの河童》が常盤木の接死を失った状態だと、相手PWにダメージを与えてもサポート破壊効果は発動しません
どうやら《噛掌の忍者》だけ能力の発動条件がバグっているようです。
しかしそれだけなら態々記事として書きません。実は《噛掌の忍者》と同様にこの能力を毎ターン発動させる方法があります。
サポートによる恒久的な「接死」付与です。スタンダードだと《ヴォーパル・ソード》が候補。次点でPW「呪われた狩人、ガラク」の第三能力で生成されるサポート。
MIDのVGガラク(変身後)でも毎ターン付与できますが、未だに降霊ソフトロックバグがあるので注意
サポート効果による接死付与はクリーチャーへ常にバフを与え続けるので
1.《機械壊しの河童》が能力発動
2.《機械壊しの河童》が「接死」を失う
3.サポート効果により「接死」が再付与
となり、毎ターンサポート破壊効果を使用できるようになります。
結果として土地を含む相手のサポートを(ヴァンガード以外)一掃可能
ただ装備で付与する場合は《機械壊しの河童》を先頭にする必要があるため、少々再現性が難しいコンボと言えます。
色の組み合わせが黒緑なのでクリーチャーを先頭に移動させる「勇敢」や「警戒/到達/ディフェンダー」の付与手段が少なく、生贄などを活用して順番を操作する工夫が必要になりそうです。
その点で言えばPWの縛りが発生するものの、呪われガラクで忠誠値を18貯めて第三能力サポートで接死を付与する方が簡単かもしれません。
《ヴォーパル・ソード》の効果で忠誠値が稼げるので両軸採用もありですね。
ここまで先週頃に記事のストックとして書いていたのですが、
サポート以外にも恒久的に接死付与できるカードが居ました。
《鼓動盗み、ザグラス》です。
お前全体接死付与持ってたんか…
普段パーティー構成条件だとVG《ダンジョンマスター》を使っていたので完全に失念していました。河童がパーティー関連の部族を持っていないのでコスト軽減のシナジーはありませんが、無色/黒緑PWだけでなく赤緑PWでも活用することが出来るでしょう。