ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

多相クリーチャーの使い所

多相

本家MTGではモダンホライゾンとカルドハイムに登場した常在型能力ですが、MTGPQではカルドハイム(KHM)から追加されたメカニックです。アイコンは上記画像。
ちなみに本家と異なり、このマークを持っていない「多相の戦士」とは別物です。

クリーチャーのタイプ(部族)を増やす能力ですが、本家との違いは「全てのサブタイプ」ではなく「戦場またはボードに存在するクリーチャーサブタイプを得る」です。

部族関連(特に氷雪)の能力を誘発させるのに使うことが出来ますが、特定部族召喚/詠唱の目標条件を達成するのにも結構便利。


実際に戦場に対象タイプを持つクリーチャーが居る場合、多相クリーチャーを唱えると目標条件のカウントが進みます。
ちなみに検証が足りていませんが、戦場やボードに目標対象となる部族が出ていなくても目標数のカウントが進むことがあるようです。記載効果の内容と違う…

今回はそんな「多相」を持つカード群をさらっと紹介。


《仮面の蛮人》はスタッツこそ貧弱ですが、7マナでサポート破壊能力付き。

《護衛の林歩き》は5マナでバフを加味すると実質2/2という軽さが魅力です。MIDの「集会」やVOWの「訓練」、NEOの「改善された」等のギミックを活用にも便利。

どちらもコモンで入手しやすく、単純に召喚数を稼ぐのに適しています。

 


《リトヤラの同族探し》は青タッチで採用できる多相カードです。自陣に他のクリーチャーが2種類出ていれば11マナ4/6+1ドローとコモンの割に優秀。

《霜のモーリット》は相手の高コストクリーチャーやサポートに化けることが出来ます。若干相手デッキに依存するので使い勝手はさほどといった所。
せめて10マナ位であってほしかった


《万物の姿、オルヴァール》は呪文バフデッキと相性が良く、更に相手のハンデスデッキに対して強力です。戦場に着地さえすれば《無限の抹消》や最近黒で流行りだしている《噛掌の忍者》に対してかなり有効ですね。

《領界渡り》はターン開始時ドローがクリーチャーならガンガン強化されるため、打点として活躍ができます。ただ13マナ払うクリーチャーカードよりも後述のサポートで無償生成を採用した方が良さげ。

 


《仮面林の結節点》はどんなデッキにも採用できるアーティファクトマナフィールドで上述の《領界渡り》をノーコスト召喚できるため、部族数稼ぎで役立ちます。
欠点は味方クリーチャーがバフで火力過多になったり、Masterpieceで入手が困難なこと

《不詳の安息地》は軽量かつ氷雪ジェムマッチで大量の《領界渡り》を生成できますが、これ一枚だと氷雪ジェムを1個しかマッチできない場面が多いです。他の氷雪カードとの並行採用向きですね。

注意点としてどちらも「トークン生成」なので「X体詠唱する」の目標達成には使えません。「X体召喚する」の目標で採用しましょう。

 

部族召喚/詠唱の目標で言えば、今まさに開催されている連合イベント「再誕する世界」(AWR)で有効ですね。6ノード中5ノードで部族の召喚/詠唱目標があります。


部族カードの選定に悩んでいる人は採用を検討しても良いでしょう。
戦場に対象部族が出ていなくても目標が進むことから、AWRを1個のデッキで進めようとしてる人も居るらしいです。

 

(2022/05/01)カルドハイムの略字が誤っていたので修正(KDH→KHM)