今日の一枚（オリジン偏）は黒という事でこちら
無限の抹消
名前が厨二病で好き
6マナで対戦相手の手札の先頭と最後を捨てるというコスパで見ると強力なハンデス呪文です。軽量呪文のためほとんどのPWが1マッチで使えるのも魅力ですね。
先日の「一日のやり直し」もそうですが、MTGPQでは相手の手札をマナごと破棄させるため本家の打消し呪文のような動きができます。この場合はクリーチャー除去と違ってETB能力を防いだり、呪文やサポートといったクリーチャー以外カードを事前に除去することができますね。
上記より相手の高コストカードにマナがある程度溜まるまで無効化して構えるのもありです。状況を見て使いこなしましょう。
余談ですが創造の歌の相手にハンデスすると初動が手札1枚になるため、ある程度動きを拘束することが可能です。
最近出てきた黒PWと相性がいいので合わせて紹介。
オニキス教授 (一体誰アナなんだ…)
第一能力のサーチで呪文を持って来るとコピーした上で3マナ付与。上手くジェムを連鎖させれば一気に4枚ハンデスも可能です。
第二能力は魔技付きトークンのトークン生成。第三能力は相手の捨てる手札の枚数が少ないと追加効果が発生するのでハンデスと相性良好です。
蜘蛛の女王、ロルス
第一能力で2枚ドローの後に6点ライフを支払うと最後の2枚に6マナ付与ができます。
コンボという意味でのシナジーはありませんが、6マナ付与で即使えるため相手を妨害しつつジェムマッチのマナを盤面強化やクリーチャー除去に回すことができます。
他にもケイヤの第一能力で手札から追放領域に飛ばすシナジーがあります。私がまだ所有しておらず使用感が分からないので今回は割愛。
では相性のいいカードの紹介です。
恐怖の神、ターグリッド（ターグリッドのランタン）
相手がコピーや呪文以外のカードを捨てた際に最大マナでこちらの手札にコピーできます。抹消は2枚捨てさせるため高確率で呪文以外を落とすことができますね。
伝令でターグリットを出すまでが問題ですが、そこさえクリアすれば6マナで相手の高コストかつレアなクリーチャーやサポートカードをパクり放題です。
デメリット付きカードや相性の悪い色の土地を脳死でパクらないよう注意。
虚石の探索
相手が手札を捨てた時に探索。マナフィールドでハンデスしつつレベルが上がり、各ターン終了時に相手の手札が0ならレベル×4点ダメージです。
このカードと抹消のコストがそれぞれ6なので、先述のロルスで両方採用すると探索が高頻度で走りますね。
ハンデスを連打して相手の手札が枯渇した上で1～2レベル上がっていれば意外と高打点を叩きだしてくれます。逆に相手のドローソースが豊富だと探索以外ほぼ置物。
トリックスター、ザレス・サン
手札運が絡みますが1ターン目で軽量のならず者召喚、2ターン目に抹消でクリーチャーやサポートを捨てさせて入れ替えザレスターでパクるという理想ムーブができればかなり強力ですね。MasterPieceや20マナを超えるカードが奪えると爆アドです。
入れ替え候補のならず者はコモンの「収得の熟練者」や「ズーラポートの決闘者」が低コストかつ相手の墓地肥やしを持っていてお勧めです。
※ザレス＋相手クリーチャー2体で場が埋まるのでレアのならず者を無理に採用しなくてもOK
「相手が手札を捨てた時」に関連するカードは今の段階だと少ないですね…
しかしコンボを絡めなくても軽量かつ使える状況が多い呪文なので、黒で除去以外の妨害手段を検討するなら優先採用して良いカードと言えるでしょう。
