今回は先日紹介したカードの《群れの癒し手》を使用したジェム変換ループコンボを搭載したデッキの紹介です。
使用するPWは安定性を考えるなら《激励の指導力、アジャニ》推奨ですが、他の白マナボーナスが高い白単PWでも使えます。運用次第では多色PWでも使用可能。
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主軸になるのはこの3枚。
《群れの癒し手》と《墓所の守護者》は先日紹介した通り。コンボパーツの残り1枚はMIDで追加された《調和の儀式》です。
《調和の儀式》は低シールドかつ自壊するドローサポートなので微妙性能と思いきやトークン生成効果とクッソ相性が良好。今回のようにマナ付与まで付くなら尚Good
コンボの流れとしては
１．《群れの癒し手》と《調和の儀式》を設置
２．相手の墓地か追放領域が1枚以上の状態で《墓所の守護者》を召喚
３．適当なカードを唱える
４．相手の追放領域の数だけ
《墓所の守護者》で「人間トークン生成」
《群れの癒し手》で「ジェム変換」
《調和の儀式》で「1枚ドロー」
５．ジェム変換によるマナブーストで3と4がループ
となります。相手の墓地or追放領域1枚をどう確保するかが重要ですね。
先日2ターンで盤面が揃ったのは《秘密のランデブー》でマナ付与された《群れの癒し手》を1ターン目に召喚＋ターン終了時のトークン2体生成でジェム変換＆ジェムマッチ。相手が1ターン目で召喚したクリーチャーを除去しつつ《調和の儀式》と《墓所の守護者》を着地させて2ターン目のコンボが始動できた形です。
だからPWアジャニを使う必要があったんですね
ループを開始したターンでOTKするために重要なのが速攻付与。
《天使火の覚醒》は+2/+2修正と警戒付与に加えてトランプル絆魂速攻を付与する有能呪文です。白単でOTKを狙うなら必須採用。
相手の墓地や追放領域を増やす＝除去が必要ですが、大半の対象選択式除去は相手クリーチャーが居ないと手札で使用不可能状態になってしまいます。
しかし《勇敢な姿勢》《監禁の円環》《運命的不在》は相手クリーチャーが存在しない場合でも唱えれる除去です。特に《勇敢な姿勢》は相手が高タフネスなら呪禁すら貫通します。
後はサーチやドロー枠を組み込んで完成です。
《狼煙上げ》はコンボパーツのクリーチャーを確定でサーチ可能。《秘密のランデブー》は雑にコンボパーツをマナ付与で持ってこれます。特に《群れの癒し手》を引けば4マナ付与して即召喚できるのはデカい。
このデッキの欠点としてヒクソスや竜亀などの「無効化」能力を持つカードや《才能の試験》に弱いので、ガチで戦う場合はVGテフェリーを採用しましょう。
18マナのVGですが、ジェム変換で比較的簡単に出せます
テフェリーを採用する場合は上記カードの中だと一々対象選択が必要で比較的コストが重い《勇敢な姿勢》か《アジャニの存在》と入れ替えるのがベターだと思います。
と言うか先日の画像撮影時にはVGテフェリーを使っていました
カードを1枚唱えるたびに相手の追放領域1枚につきトークン生成＋後援ジェム3つ変換＋ドローなので、相手の追放領域が複数枚あればアジャニの1マッチである10マナ以上のカードでデッキを構築しても余裕でループしてくれます。
ただし追放領域を肥やしすぎるとトークン生成時間が長くなる欠点があります
ループが途切れるのは白ジェムの量が少なくて変換したジェムがマッチしないか、運悪く《調和の儀式》がジェムマッチに巻き込まれて壊れる位です。基本的に回り始めたらほぼ止まらないので相手をワンパン出来るスタッツまで育ったらループを抜けてトドメを刺しましょう。
最低限コンボパーツと《秘密のランデブー》に加えて上述したいずれかの除去があれば安いカードでも構築できるので色々活かせると思います。
レガシーのカードと組み合わせてもエグそうですね。
トークン生成やバフ処理に時間がかかるものの、スタンダードで使えるループコンボデッキと言うだけで価値があります。PMAカードを集めたら是非使ってみてください。
嘘です対面するとクッソしんどいのでランクイベントでは使わないでください
【おまけ】
派生型としてハンデスを採用した白黒版も強力です。
PWは《調和の儀式》を第一能力で確定サーチできるダクソス推奨。
ハンデスで相手の墓地を増やして《墓所の守護者》で追放すればトークン生成とジェム変換量がえげつないです。近々修正されそうな呪いバーンコンボの代わりになりそう。
《秘密のランデブー》で引かせた手札をハンデスするマッチポンプ盤面
欠点はトークンの生成処理時間がクッソ長い事と、運悪く相手の手札が0枚かつ《秘密のランデブー》が来ない状態でハンデス呪文が手札に溜まると止まる事ですね。
他にも今回使ったコンボは色々と応用が出来そうです。
