今日の一枚紹介はこちら
《群れの癒し手》
PMAに新しく追加された白神話レア。3マナ2/3の猫クレリッククリーチャーです。
記載された効果は「このクリーチャーが戦場に出たときライフが全快ならジェム3個を後援に変換し、それ以外の場合ライフを9点回復」
3マナと言う超低コストで2/3、部族的にもそこそこシナジーが見込めてライフゲイン効果持ちと普通に優秀な性能ですね。
ちなみに本家MTG版の効果を知っていたり、私の「記載された」という説明に違和感を感じた方は正解です。
こいつの英語版の効果を見てみましょう。
When a creature enters the battlefield: If you have full life - Enlist 3 gems. Otherwise: Gain 9 life.
おわかりいただけただろうか
日本語記載だと「このクリーチャーが戦場に出たとき」と言うETB効果に見えますが、その実態は「クリーチャーが戦場に出たとき」と言う誘発型能力です。
しかも相手クリーチャー召喚でも誘発とかウッソだろお前ｗｗｗ
つまり本当の効果は
敵味方問わずクリーチャーが戦場に出るたびライフが全快ならジェム3個を後援に変換し、それ以外ならライフ9点回復
しかも1ターン中の回数制限なし。後援ジェム変換の強さをPWのPMAアジャニで知っている人からすればもう悪さしかできませんね。
クリーチャーが場に出る度にジェム3つ変換
素敵な響きですね。しかもそれだけではありません。
後援ジェム変換には何故か法則性があります。それは
変換がボードの上3列にしか発生しないという事です。
つまり上3列＝21個のジェムのうち3つが白ジェムに変換。理論上21個中12個以上変換されれば確定で3つ揃うので最大でも4回効果を誘発させれば必ず変換後のジェムがマッチします。マナフラッド待ったなし
相性の良いカードを挙げていくとキリが無いので無限コンボのパーツになるクリーチャーを紹介しておきます。
VOWの神話レア《墓所の守護者》
一部割愛しますが彼女の「カードを唱えたとき相手の追放領域枚数分の人間トークンを生成する」と言う効果と《群れの癒し手》、そしてとあるカードを1枚組み合わせればスタンダード環境でも前提条件付き準無限コンボが発動します。
※ここで言う前提条件は「相手の追放領域が1枚以上」を指します
処理が長いのでループを途中で切りましたが、理想ムーブが出来れば2ターン目でこの盤面です。後日デッキ紹介するので私が1パーツに何を使ったか予想してみて下さい。
ヒントは「白単で採用可能」「盤面の状態からクリーチャーカードではない」
ちなみにトランプルやダメージ軽減などの常盤木付与や追放領域肥やしはループのおまけでコンボパーツと無関係。相手の手札が6枚なのは《秘密のランデブー》の効果ですが、こちらもコンボパーツではありません。
単色に限らず白マナボーナスが高い多色PWでも悪さが出来るクリーチャーです。
奥儀が強力なPWと《空虚への扉》を組ませたり《太陽の拳》のマナブーストに高コストカードを組み合わせるのも良いと思います。
先日は青PMAで優先取得すべき《曖昧模糊》を紹介しましたが、個人的にこいつは白PMAでモックスよりも優先して取得すべきカードです。
ライフが最大でないとジェム変換が発動しませんが、そもそも9点ライフゲインであっさり全快する事の方が多いです。
低コストクリーチャーの詠唱/召喚回数の目標にも使っていける性能なので、なるべく各色のPMAが統合される前に手に入れることをお勧めします。
しばらくすると白タッチ環境内で出回る可能性があるので、各々のコンボを喰らってみるのも醍醐味ですね。他の人のデッキやコンボも参考にしていきたいと思います。
