今日の一枚紹介はこちら
《消化の泥塊》
MIDで追加された緑の神話レア。15マナ1/1のウーズ・クリーチャーです。
素出しだと1/1の極貧スタッツですが、効果としてターン開始時に墓地のカードタイプ種類数(※)だけ恒久+X/+X修正。そしてターン終了時にクリーチャートークンの《屍喰らいの軟泥》を生成します。
(※)クリーチャー/呪文/サポートの最大3種類
このトークンがクッソ強力
「場に出るたび墓地カードの枚数分+X/+X修正」を受けるため墓地を肥やしていれば毎ターンガンガン成長していきます。
召喚した次のターンには墓地枚数分のパワーで攻撃可能。それ以降もスタッツが倍々以上に増えていきます。
基本的にAIはスタッツの高い方を優先して除去を使いますが、トークンが除去されても本体が残っていれば次のターンには再生するのが強い。単体除去コンに強く出れます
画像でも触れている通り能力で墓地を肥やせる緑PWの《レンと七番》と相性が抜群です。
またデッキ傾向としては「自分の墓地を肥やす」という事で埋没デッキと相性が良いでしょう。主に黒緑になりますが、関連カードを紹介していきます。
《無限性の支配》《群れの結集》
こちら二枚は墓地の枚数を一気に増やせる呪文カードです。
《無限性の支配》は埋没付与されたドローやサーチ呪文とガン回りすればループコンボに繋がって1ターンで50/50以上のクリーチャーが並ぶ盤面を構築できたりします。
《群れの結集》はオリジンのアンコモンかつ6マナで使いやすく、クリーチャーサーチを兼ねながら墓地にクリーチャー4枚+呪文1枚を落とすことが可能な優良呪文。
《死に至る大釜》《死の玉座》
こちらは黒タッチですが、継続的に墓地にカードを落とせる軽量サポートカードです。
どちらも埋没デッキで不足しがちな手札供給減にもなるのが魅力。
《アーチフィーンド、アスモデウス》《思考喰らい》
こちらも黒ですが、手札を墓地にガンガン落とせる優秀なクリーチャー達です。
《アーチフィーンド、アスモデウス》は死亡時に埋没カードへマナ付与が出来るため使いこなせば強力なカード。手札が縛られる点は「引く」ではなく「取ってくる」と記載されたサーチカードでカバーしましょう。埋没で《収穫祭の襲撃》を回すとかがオススメ
《レンと七番》《オニキス教授》
ヴァンガードで墓地を複数枚増やせるのはこの2枚。
《レンと七番》は必要マナが多く、単品では相手の盤面に対して除去や妨害に動けないので他の除去手段も併用しながら使いましょう。
《オニキス教授》は履修で除去を引いたり‐8能力でクリーチャー破壊など遅延能力が優秀です。ただ各呪文を使うために相応のマナが必要なので過信は禁物。
上記カードを駆使して墓地に大量のカードを落としていれば毎ターン+20/+20以上のサイズアップも可能です。本体も毎ターンバフされるので強力。
サンプルデッキはPW《レンと七番》の過去記事で合わせて紹介しています。
MasterPieceの《復讐蔦》を使っていますが、適当なクリーチャーに変更しても戦えます
デッキ構築に墓地肥やし要素が必須になりますが、トークン生成効果で横並び性能が強く1枚でフィニッシャーになり得る強力なクリーチャーです。
墓地は普通に戦う分には増える一方なので、長期戦になればなるほど有利なカードとも言えます。直近で緑モックス実装もありますし、埋没デッキ以外にも面白そうな使い方があれば模索していきたいですね。