ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

スタンダードの要注意カード達

(お知らせ)帰省のため12/31〜1/3の間更新が止まります。ご了承下さい。

 

ランキングイベントで満点を取るためには、目標を達成できるデッキを組む以外に環境で良く使われる強力なカードへの対策を考慮する必要があります。

今回はその中でも個人的にスタンダード環境のデッキ構築段階で警戒しているカードを紹介していきます。

※紹介外にも強力なカードはたくさんあります。あくまでも参考まで

 

◆最重要警戒(デッキ構築時点で対策しないと詰む)

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《才能の試験》(青)

設置されると呪文が使えなくなります

シールドが2なので青ジェム変換で無理やり割るか《議事会の自然主義者》《古き神々の拘束》などの呪文以外による効果でサポートを破壊できるようにしておきましょう。

戦略を呪文に依存しないデッキであれば無視しても大丈夫です。

 

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《活力の呪い》《名門の吸血鬼》(白黒 特にダクソス)

詳細は過去のコンボ記事を参照。主にダクソス相手で警戒すべきカードです。
片方が設置されたら返しで破壊しないと最悪次のターンでOTKされます
※今後のアプデでナーフ予定だそうです…が全然ナーフされねぇ

 

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《ドミナリアの英雄、テフェリー》(白青)※ヴァンガード

18マナと言う高コストですが、着地を許すと延々とアドを稼がれる上に紋章付与で一方的なゲーム展開にされます。幸いAIの舐めプ挙動で毎ターン能力を使わなかったり忠誠値8で紋章を起動して自滅する場合があります。

とは言えヴァンガードを除去できる手段は出来るだけ採用しておくべきでしょう。

 

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《信仰縛りの審判官》(白)

ダメージ軽減とディフェンダーの両立も怖いですが、墓地に落とした後の忠誠値ブーストがえぐいです。特にテフェリー、カレムネ、ダクソス、簒奪ケイヤなどの奥儀を連打されると一方的な展開になるため厄介。

確定除去で墓地に送った後は白ジェムをできるだけマッチさせないようにしつつサポート破壊手段を構えましょう。理想は追放除去か後述のシガルダの拘禁による無力化。

 

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《シガルダの拘禁》(白)

VOWで登場した超厄介なコモンカード。本家に例えると破壊不可の《平和な心》

ビートダウンデッキで採用クリーチャーがトークン込み3枠以下だと3回使われるだけで詰みます。ブロック不可能も地味に厄介。

対処としては「呪禁持ちの採用」「使われる前に速攻で勝つ」「クリーチャー4枠以上採用で盤面入れ替え」「全除去などでエンチャントされたクリーチャーをサクって再召喚」のいずれかを採る必要があります。もちろん《才能の試験》も有効。

 

◆要警戒(該当する色のPWを見たら警戒すべき)

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《始祖ドラゴン》《ティアマト》(全色)

どの色でも採用される厄介クリーチャーセットです。これらに加えてロアホールドや骨齧りと一緒に採用されることが多いですね。

10/10飛行に加えて片方でも着地を許すとドローやサーチ能力で横展開されるので手早く除去する必要があります。

ティアマトで引いたドラゴンは着地時に強化されるため、20点未満の赤バーンで焼き切れない可能性があります。確定除去や追放/バウンス採用を検討しましょう。

 

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《年老いた骨齧り》(緑)

トークン生成器。各種ドロー手段と組み合わさると相手の盤面をガンガン展開されることに加えて、盤面が金トークンや氷雪などの特殊ジェムで埋まった状態でカズミナの第二能力を使われるとゲームがフリーズします→フリーズバグは修正されたそうです

返しで除去して金トークンを大量生成させないようにしましょう。サルーフによるサポート追放もお勧めです。

 

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《確固たる討伐者レム・カロラス》(白赤)

ダメージ軽減を味方全体に付与するため、トランプルを持たないビートダウンデッキはこいつとブロッカーで詰む可能性があります。

幸い呪禁を持たないので確定除去で消し飛ばしましょう。他の色をタッチしない限りバーンダメージしか除去手段がない赤単デッキの天敵。

 

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《戦乙女の先触れ》(白)

飛行絆魂持ち+ライフが最大値だと各ターン終了時に4/4飛行警戒をガンガン生成します。放置すると手に負えないため、軽量除去や開幕でPWを削れるカードを採用しましょう。

 

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《ターナジール・クアンドリクス》《世界を彫る者、ファイラス》(緑)

サルカンや世界ニッサで良く採用される2体です。ターナジールが攻撃できる場合は森トークンが50/50を超えるスタッツで殴ってくるため片方でも見かけたら速攻で除去しましょう。基本的に除去の優先度はターナジール>複数トークン>ファイラスです。

 

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《穢れた敵対者》(黒)

AIのマナ吸収挙動が不安定ですが、連鎖すれば1~2ターンでいきなり40/40を展開してきます。幸いにもトークンには速攻が付いていないので除去やバウンスで対応しましょう。

 

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《牢獄の管理人、ヒクサス》(白)

オリジンで手に入るカードという事もあってどの環境でも白タッチなら警戒が必要です。シールドが1なので連続で出されない限りジェムマッチで割ったりサポート除去で問題なく対応できます。

逆に土地などでジェムを白以外に変換し、尚且つサポート破壊手段を積んでいないデッキは注意。

 

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《ウィザード・クラス》(青)

青タッチ呪文ループデッキの中核を担うカードです。こいつが設置されると高確率で呪文ループされるので即時破壊必須。《才能の試験》で呪文そのものを封殺してもOK。

 

つらつら書いていますが短くまとめると

①クリーチャーの確定除去は必ず1~2枠採用

②相手が青/白/黒ならサポート除去は必ず1枠採用

 ※相手が青なら呪文以外のサポート破壊

③呪文に依存しすぎない ※ループデッキを除く

④相手が白ならクリーチャー4枠採用か自殺手段を搭載

という事ですね。100%ではないですが基本これベースで組んでいます。

MIDのVGテフェリー(18マナのレアVer)が①~③をカバーできるのでかなり便利。

 

本来なら自分の作りたいデッキを組むのが一番ですが、ランキング戦で満点(1位)を狙う場合は構築を妥協してこれらの対応をしないと素で負ける可能性があります。

基本スタッツの高いクリーチャーや厄介なサポートが多い環境なので勝率を上げたいなら確定除去やサポート破壊カード、各種ドローを必ず採用しましょう。

一方でスコアに拘らない方やランクが存在しないデイリーのイベント戦ではメタ読みや縛り無しで自分の好きなデッキを色々試す方が戦略の幅が広がると思います。