ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

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今日の一枚(虚空裂き)

今日の一枚紹介はこちら

 

《虚空裂き》

SNCレアの9マナの除去呪文。白青黒の三色なので採用の幅がかなり広いです。

除去効果はヴァンガード>クリーチャー>サポートの優先順位で対象が居なければ自動的に無効化されます。白青では貴重なヴァンガード除去手段ですね。

この効果で特筆すべきは記載上「対象のクリーチャー」となっているのに「相手の最後のクリーチャー」を除去する事「土地を含むサポート」を除去できる事です。

つまりこのカード1枚でヴァンガードを含む全てのサポートとクリーチャーを破壊可能という事になりますね。対象選択不要なので呪禁や護法もお構いなし。
なおこの「対象クリーチャーを選択できない」点はバグとして修正される可能性があります

 

また「マナコストの増減やマナ吸収の効果を受けない」という特性があり、手札で構えた際の妨害耐性も高いです。
極端な例を挙げると《虚空裂き》を最大マナで構えた状態で相手が《才能の試験》を設置してもマナ吸収されず、相手の戦場に他のヴァンガードやクリーチャーが居なければ返しで破壊することが可能。他にも《パラディン・クラス》やエムラクールなどのコスト増加も無視できます。


そのためハンデス以外のあらゆる状況に広く構えれる除去呪文と言えます。1枚構えるだけでも安心感が半端ない

自分のカード効果でもマナ吸収できないため一見《敬愛するレンジャー、ミンスク》や《穢れた敵対者》と言ったマナ吸収効果を持つカードと噛み合わせが悪いですが、逆を言えばマナ吸収効果を使った直後でも除去として構えれるのはメリット。

 

欠点としては対象を選べないが故に「クリーチャーのETBで1/1トークンを追加召喚」と言った横並び展開には弱いです。また上記で例を挙げたもののマナが溜まる前に《才能の試験》を展開されると詠唱出来なくなる点には注意が必要です。

9マナなので1マッチで唱えづらいのも他の除去呪文に1歩劣る点でしょう。

 

逆を言えばそれ位しか欠点らしい欠点が無いため、タッチできる色なら対クリーチャーを兼ねつつヴァンガードやアリクスメテスなどの厄介カード対策として有効。
さらに三色カードという事でPW《ウルザの後継、カーン》の第一能力とも相性が良いと言えるでしょう。除去を引きつつ三色のマナボーナス+2はデカい

 

個人的に白/青タッチのコントロールデッキなら何も考えずに採用して良い除去だと思います。特に白青ミラーならVGテフェリーやVGタミヨウへの対策としても優秀。
黒タッチなら土地を含むサポートを破壊できる点で他の除去呪文と差別化したいですね。