今日の一枚はこちら
《尊い戦歌い》
STXの白赤アンコモンで10マナ4/4警戒トランプル持ちのスピリット/クレリッククリーチャーです。コストに対して良好なスタッツと常盤木持ちですね。
そして能力が「相手PWに与えた戦闘ダメージの2倍以下の基本コストを持つクリーチャーを戦場に戻す」
まさかの恒久無償リアニメイト能力です。
ちなみにリアニメイト時の選択肢で「いいえ」を選ぶと、墓地の先頭だったそのクリーチャーは墓地の最後に改めて落とされます。順番に注意しましょう。
基本パワーが4なので素で8マナコスト以下のクリーチャーをリアニメイト可能。トランプル持ちなのでパワーを上げればディフェンダーが居ても貫通できるのが◎
しかもダメージを与えたとき(=与えるたび)なので二段攻撃を付与すれば一気に2体戦場に戻すことができます。これでデメリット無しってマ?
一緒に採用したいのは墓地にクリーチャーを落とすカードですね。呪文だとこの辺り
特に《群れの結集》はライブラリーからクリーチャー4体を墓地に落とせるため、リアニメイト対象に困りません。クリーチャー確定サーチも付いているので戦歌いを持って来ることもできますね。
継続的に墓地を肥やすクリーチャーだとこの辺りが面白いですね。戦闘時に墓地が肥やせるカードは中々優秀。《グロータグの夜走り》は捨てた手札の補充もできます。
また、ETBでドローしつつ墓地を肥やせる《滝の予見者》や《風の達人》が展開できれば手札に困りません。
※ただ墓地肥やしは呪文やサポートに頼ってクリーチャー枠はフィニッシャー等を採用する方が良さげ
8マナコストでリアニメイトする候補としてはMasterPieceの《石鍛冶の神秘家》がお勧めです。墓地に落とす方法だけ考慮が必要ですね。
強力な装備をETBで持って来ることができるため、先制攻撃や二段攻撃を付与した尊い戦歌いを手早く準備することができます。
その他だとマナ吸収で大量のゾンビを展開できる《穢れた敵対者》や、パワーを上げる前提ですが二段攻撃を付与できる《刃の歴史家》も中々相性が良かったです。
PWとしては戦歌いのパワーを上げつつ速攻を付与できるカレムネや、群れの結集で大量にクリーチャーを落とせる白緑・赤緑系PWと相性が良いですね。
白黒でETBと生贄系の能力を組み合わせたコンボにも貢献できそうです。
また《オンドゥの転置》や《大群退治》などの全除去とも相性が良いです。盤面を更地にしてリアニメイトしていけば各種目標を達成しながら大半のデッキに有利に出ることが可能。手早く盤面を戻すならカレムネの速攻付与能力が輝きます。
パワーを上げれば高コストのフィニッシャーをガンガン呼び寄せることが可能で、除去コンにそこそこ強くブロッカーとしても優秀。デッキ構築によってかなり活躍できる神話アンコモンカードと言えるでしょう。