今日の一枚はこちら
《恐怖のドールハウス》
VOWの無色レアカード。14マナでシールド4のサポートですね。
ETBで戦場の構築物分だけLvが上昇し、先頭の構築物クリーチャーにLv分の+X/+X修正。
マナフィールド効果で墓地の先頭クリーチャー4枚から1枚を選び、速攻と構築物タイプを付与した上で基本スタッツ1/1の状態でリアニメイトします。その後にLv1上昇
本家版のIKOカード《幼獣の復讐》を彷彿とさせる効果ですね。
効果の中で特に注目すべきは
①無色なので全てのPWで利用可能
②呪文と違ってマナフィールド効果で1ターン1回効果が発動できる
③リアニメイトしたクリーチャーのスタッツが1/1になる
の3点です。
基本的にリアニメイト手段/効果が特定の色に偏っている中で①の通りPWの色拘束を受けないリアニメイト手段は貴重です。更に②の通りサポートでボード上に常駐し、以降はマナフィールド効果で実質毎ターン1回リアニメイト可能なのは強力。
③はデメリット効果で、リアニメイトしたクリーチャーは既に召喚されている同カードも含めて基本スタッツが1/1にされてしまう点に注意です。
例えば8/8クリーチャーが場に出ている時に同じクリーチャーをリアニメイトした場合、基本スタッツが1/1の強化1状態=2/2になってしまいます。ただし基本スタッツが減るだけでバフの効果は残ります。
そのためリアニメイト対象としては
・強力なETBや戦場効果持ち
・基本スタッツが低い代わりに自己成長する効果持ち
の特徴を持つ高マナコストクリーチャーが推奨されます。
リアニメイト関連と相性が良いカードは過去にも触れているので、上記特徴を踏まえた上でこのカードと相性が良さげなリアニメイト対象をいくつか紹介していきます。
《殺戮の専門家》はETBでクリーチャーを破壊しつつ自己成長を図れます。マナコストこそ高くないもののノーコスト除去と考えれば出し得の効果。
《運命の天使》はETB能力ではありませんが、自分のライフが最大の状態でリアニメイトすれば相手ライフに半分のダメージを与えることが可能です。
素のスタッツが1/1のクリーチャーであればデメリット無しでリアニメイト可能です。
基本的に1/1スタッツのクリーチャーは有能な効果だったり自己成長能力持ちが多いので活用しやすいですね。重ね出しするにはパンチが弱いカードも多いため他の強化手段と絡めると良いでしょう。
ETBが強力かつ自力で勝手に成長するクリーチャーの例だとこの2枚。
《耕作する巨躯》は緑ジェム変換の度にバフが掛かり、ETBで土地やドロー効果持ち。
《ドリッズト・ドゥアーデン》はETBで大型トークン生成&他のクリーチャー死亡時に1/1から一気にサイズアップします。生成した9/5トークンがバーサーカー持ちなので勝手に自滅してくれるのも○
14コストが多少重く、土地などのジェム変換手段が無いとマナフィールドを任意発動させづらいですがやはり恒久リアニメイトは強力ですね。