連合イベントが明日まで続くのでイベント記事の代わりにPW紹介
《生命のエネルギー、ニッサ》
緑PMAと同時に実装された緑単PWです。HPは103なので下から数えた方が早いですね。
マナボーナスは+3/-2/-2/+3/+7で有利3色&緑+7とかなり優秀。
能力の詳細を見る前に、緑PMA新要素の「種」と「力線」をおさらいしましょう。
種は特殊ジェムです。破壊したプレイヤーに対して自身の戦場に出ているクリーチャー数分のマナを付与。軽量トークンを大量に展開していれば莫大なマナを得ることが出来ますが、相手にも利用される場合があるので注意。
AIの仕様なのか、緑ボーナス有利のPW以外は積極的に種ジェムを消さないようです
力線はバフ能力です。ジェム変換でも入替でも良いので緑ジェムをマッチさせるとボード上に残っている緑ジェム分だけバフが掛かります。
土地などのジェム変換効果でボード上の緑ジェム数を増やしておくと強力
上記を踏まえてPW能力を見て行きましょう。
まずはパッシブ能力の《播種している》(単純に《播種》で良かったのでは…)
効果は1ターンに1回色不問の入替4,5マッチでジェム2個を種ジェムに変換できます。
入替で種ジェムを作った場合、相手にマッチで消される可能性が上がるので注意。
第一能力は緑のマナボーナスを+8にしてボードのジェムを任意選択で切り直し&1/1速攻の森トークン生成。マナボーナスの恩恵は+1と薄いので、緑ジェムが少ないなどの不利盤面リセットに使うと良いでしょう。緑モックスのマナボーナス+2効果はちゃんと+8から乗ります。
ちなみに下記画像の様に青PMAで実装された束縛等でマナボーナスが下げられた状態で使うとマナボーナスが8まで回復します。PMAテフェリー涙目の効果
第二能力は5/5のエレメンタルトークンを5体生成し、自分のエレメンタルクリーチャー全員に力線を付与。性能やばくない?
第三能力が《世界魂》サポートを設置してライブラリーのクリーチャーサーチ。サーチしたクリーチャーが力線持ちなら半分マナ付与、それ以外なら森トークン4体生成。
サポートのトランプル付与は素の効果だと先頭クリーチャーのみですが、ニッサの第二能力で力線を2体以上に付与すれば味方全員にトランプルと速攻を付与できます。
最近ダメージ軽減持ちが増えているのでトランプル付与効果はありがたいですね。
特に第二能力が破格の性能。必要忠誠値15で25/25召喚+力線付与はかなり強力で、ジェム変換を多用すれば意外とあっさり使えます。
類似能力だとキオーラが忠誠値24で32/32トークン生成。力線が発動すればニッサが圧倒的コスパ有利
相性の良いカードを見て行きましょう。
この2枚は種関連のPMA土地サポートです。高コストですが土地故に色々な効果で踏み倒しができるので上手く展開しましょう。
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》は種ジェム破壊時に種ジェムを再生成しつつドローが可能。《ドライアドの東屋》は緑ジェム変換土地として機能しつつ、種ジェムを生成できる重要カードです。
他の緑PMAカードも有用ですが、特にこの2枚はニッサに必須級
第二能力の力線付与は各種エレメンタルと相性が良いですね。
《絡みつく花面晶体》は低コストのエレメンタルで、地形成+攻撃時に緑ジェム変換が可能です。(相手に変換後のジェムを利用されないように注意)
《這い回るやせ地》は重ね出し強化時に先頭のクリーチャーへバフ+エレメンタルのサブタイプを付与します。先頭に移動する警戒や到達持ちの非エレメンタルクリーチャーを採用すれば確定でサブタイプを付与可能です。
種ジェムを能動的に割るために各種ジェム変換呪文もお勧め。忠誠値も稼げるので第二能力の使用も早い段階で行えます。
特に《新緑の熟達》で上述のPMA土地サポートを出せば14~15個の緑ジェムを変換可能。デメリット効果で相手に土地を出されても良いように土地破壊手段を併用するか、相手の手札が詰まっている状態で使うと良いでしょう。
個人的にお勧めの組み合わせはこの2枚。《古の緑守り》を召喚した後に《耕作する巨躯》で土地を出せば緑ジェム変換が誘発するので、種ジェムを巻き込めばかなりのマナブーストが可能です。《古の緑守り》がエレメンタルなので第二能力の力線付与を受けれるのも良いですね。
こいつらを活かしたデッキ紹介まですると長くなるので別記事予定。
このニッサは他のPWだとかなり方法が限られる種ジェム生成をパッシブで行えるのが強みですね。以前紹介したアジャニと違って性能を十全に引き出すには種関連のPMAカードが必須になると思いますが、世界ニッサやレンと七番と異なる方向性のマナブースト&トークン生成能力を持つ強力な緑単PWです。
種ジェムを逆利用されないような相手の選定や立ち回りを意識して活用しましょう。
PMAテフェリーは上手い使い方が見つからないので紹介見送り