今日の一枚はこちら
グリセルブランドの仮面
MIDの黒レアで12マナの装備品サポートです。
先頭のクリーチャーに「飛行」「絆魂」を付与し、そのクリーチャーが死亡した場合に「パワー分のライフを失ってX枚ドローとそれぞれにXマナ付与」を選んでよいという効果があります。任意発動なのが地味に偉い。
前者の常盤木付与も強いですが、後者の能力でえぐい事が書かれていますね。
例えばパワー10のクリーチャーが死亡した場合、10点ライフを失う事によって
・手札上限の6枚までドロー（アーチフィーンドとかで引いた傍から墓地に落とすなら10枚）
・上記で引いたカード全てに10マナ付与(最大で60マナのアド)
と明らかに失ったライフ以上のアドバンテージを得ることができます。
しかもドローとマナ付与のXは「死亡したクリーチャーのパワー」ではなく「このターンに失ったライフ」なのもポイントで、同じターンに使えば使うほどアドを稼げます。
使い方によってはレガシーのMasterPieceである「青の太陽の頂点」かそれ以上動きができますね。
例えばライフ回復と無限性の支配を絡めた埋没サクリデッキで使うとえぐいループに入ります。
しかもこの装備自体が絆魂付与のため、ライフロスもそこまで痛手にはなりません。
自分のクリーチャーを選べる除去呪文や全体除去などの自殺手段と組み合わせて任意で発動させるのが良いですね。シナジー候補を挙げるとキリがないので割愛。
結論サクリ手段さえあればドローソース兼マナ付与でかなり優秀な装備品です。
そして上述で印象が薄れがちですが「絆魂」「飛行」を同時に恒久付与できる貴重な手段でもあります。
ブロッカーやバーサーカー持ちに付与して流行りのドラゴン対策として機能させつつダメージレースで有利を取ったり、相手の厄介な地上ブロッカーをスルーさせながら打点を稼ぐことも可能です。
あと地味にアーティファクトの装備品ではないためアーティファクト破壊効果の対象にならず、VGのダク・フェイデンにパクられる心配が無いのもメリット。
同じ黒の装備品であるヴォーパルソードもそうですが黒単で優秀な装備品が増えてきましたね。採用できるPWが限られるデメリットはあるものの、黒モックスでマナコストを踏み倒せるのも追い風になっています。
影槍がスタン落ちしたため、黒で絆魂付与を採用するなら「詩人のペン」かこのカードの2択が有力。(神話レアのジェレンも絆魂付与が可能ですが起動ジェム能力)
連合内の海外兄貴達にも人気のカードなので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
