今日の一枚はこちら。
ドミナリアの英雄、テフェリー
MIDで追加された18マナのレア白青ヴァンガード。
過去に紹介したプレインズウォーカーの白青テフェリーのヴァンガード版です。
というかMIDヴァンガードの神話レアにも別のテフェリーがいますね。
どんだけD3さんハゲ好きなんだよ…
では効果を見ていきましょう。
パッシブ:このサポートが「英雄的行為」の紋章を得ている場合、あなたがカードを1枚引くたびに対戦相手の戦場またはボード上のカードを1枚無作為に追放する。
忠誠+2:1枚ドロー+ボード上の白と青のジェム数だけマナ付与(最大10)
忠誠-8:「英雄的行為」の紋章を得てカードを3枚ドロー
忠誠+2能力が毎ターン使えるマナ付与付きのドローというのが強力。土地で白青ジェムを増やしていたら毎ターン10マナ加速できるのと同義です。
パッシブ能力はPWテフェリーの奥義である「ザルファーの命運」と比較すると、マナコスト増加の効果がなくなった代わりに「強化値を減らす」のではなく「戦場やボード上のカードをランダムに追放」します。
1ドローでクリーチャーや土地を含むサポートを追放除去できるのは正直強すぎ。
青PWにとっては貴重な追放除去手段なので、マナブーストや踏み倒しの手段さえ確保できれば多少無理しても採用する価値があります。
紋章を得たままサポートを残すためには忠誠値9以上が必要となるので、最低でも忠誠+2能力を3回使う必要があります。
素出しなら召喚⇒能力3回使用⇒奥義で紋章まで5ターン掛かりますね。
ドロー能力も十分強いので、出した次のターンからアドを取れるのですが動きが遅いのが難点。重ね出しで強化するにも18マナは重い…
そんな時に輝くのが「虹色の橋」です。
このカードは「伝令付きサポート」「ヴァンガード」「クリーチャー」のみが選択されるので、該当カードを虹色の橋(伝令でエシカ)とテフェリーのみを採用していると毎ターン2分の1の確率でテフェリーを召喚/強化できます。
上手く連続でテフェリーがボード上に召喚できた場合は
召喚&+2能力使用⇒召喚&奥義使用で2ターン目成立が狙えます。
この虹色の橋もコストは重いですが、黒赤タッチなら実装済みのモックス2種で踏み倒しが可能
ただしこのままだとクリーチャー枠がエシカだけしかいないので、打点が欲しいならトークンクリーチャーを生成する呪文やサポートと組み合わせましょう。
テフェリーの出る確立が下がってもいいなら強力なクリーチャー採用も十分あり。
他にもPW「謎の賢者、カズミナ」の第二能力。
日本語効果がバグっていますが、彼女の第二能力で生成されるサポートはPWの忠誠能力を使うとヴァンガードの忠誠能力が再使用可能になります。
これを利用してヴァンガードの能力を1ターンに2回使えば、ドローを稼ぎつつ早い段階で紋章達成ができます。
一方で除去されると高コストも相まって後手を取る形になってしまいます。現環境にヴァンガードの除去呪文が多いため、才能の試験でカバーしてあげると良いでしょう。
10マナなのでテフェリーの能力で持ってきた後に出ししやすいのも◎
あとは呪文以外でサポートを一気に破壊できる手段はかなり限られるため、デコイとして軽めのサポートを展開しておけば自然主義者を始めとする呪文以外のサポート破壊手段もそこまで脅威ではありません。
※PW「龍神、ニコル・ボーラス」の第二能力や「竜巻の召喚士」「ザグラス」等に注意
入手手段がマナジュエルかつレア枠で、重複無しパックからは出ないため運が悪いと沼ってしまいます。※連合兄貴は9回≒1000ジュエルほど溶かしていました。
同じMIDヴァンガードの神話レアテフェリーも強力ですが、マナジュエルが余っているなら神話を狙いつつ120ジュエルのパックを回して狙って良い性能だと思います。