(2021/09/18)グランクリー→グラングリーに修正
太っ腹、グラングリー
人間以外のクリーチャーが場に出るたび、+1/+1修正するクリーチャーです。
今回はこいつに関する役に立たない小ネタ的な要素の紹介です。
以前群がる骸骨の紹介時に「グラングリーを組み合わせたら毎ターン4/4~6/6を生み出せるのでは?」と裏で試したことがあります。
その結果がこちら
骸骨トークンが2体出るため+1/+1処理が2回で4/4になるはずが3/3。
念のためニッサの能力で森トークンを4つ出しましたが、やはり8/8にならず5/5。
つまり一度に複数のトークンを生成してもバフの処理が1回しか走りません。
この時はがっかりして記事にも上げてなかったのですが、グラングリーの強化版ともいえるクリーチャーカードを使っていた時に違和感が出てきました。
そのカードがこちら。
光輝の学部長、シャイル
このカードはクリーチャータイプに関わらずクリーチャーが戦場に出た際に+1/+1修正。しかも7マナ飛行警戒持ちで発動効果付きという色/スタッツ/クリーチャータイプを除けば完全にグラングリーの上位互換です。
このクリーチャーでトークンを一度に複数出すとどうなるか。
ちゃんと出たトークンの数だけバフ入るやんけ!
いや落ち着け、双方のカードの効果は「戦場に出るたび」と「戦場に出た時」です。
「戦場に出るたび」の効果を持つクリーチャーで別途試してみましょう。
ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ
グラングリーと同じELDの緑クリーチャーです。戦場に出たとき+5/+5修正。緑のクリーチャーが戦場に出るたび+1/+1修正を受けます。
ヨルヴォを召喚し、ニッサの能力でジェム変換しつつ森トークン4体を出します。
グラングリーと同じ結果なら入るバフは1回だけです。
ちゃんと出たトークンの数だけバフ入るやんけ!(2回目)
何という事でしょう。
太っ腹グラングリーは太っ腹どころか微妙に詐欺じみた能力だったというお話です。
※2体目以降のトークンを出した際にバフっぽいエフェクトが走ってるので内部処理のバグだと思います。
以前紹介した忠実な軍用犬と同じく稀にこのようなガバ能力のカードがありますね。
もし似たような小ネタがあれば実用性の有無に関わらずコメントで教えて頂ければと思います。
余談ですが例で挙げたシャイルと群がる骸骨のコンボ、シャイルのコストが軽く毎ターン4/4~6/6骸骨トークン生成に加えて発動で先制攻撃が付くため無茶苦茶相性が良いです。是非使ってみてください。