ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

マジックザギャザリング パズルクエスト(MTGPQ)の所感マシマシチラ裏雑記メモ。要望/感想/誤字脱字指摘歓迎です。

LCIオススメカード(神話レア編)

LCIのカード紹介神話レア編です。ヴァンガードと課金カードを除くと全部で12枚なので全部紹介していきます。全部の評価が高い訳ではないので注意。

 


《失せろ》
たった5マナで使えるヴァンガード以外の相手カードを破壊できる準万能除去呪文。対象選択が無作為なので呪禁と護法を貫通します。
ただデメリットとして相手に地図トークンを2個作らせてしまうのがかなりのマイナス。というのも地図トークンがアーティファクトサポートなので、連続で使用すると2発目以降は相手の地図トークンを破壊して探索を誘発させつつ相手の盤面に地図トークンを追加でばら撒くだけの利敵カードになってしまうからです。
上記の理由から個人的評価はかなり低いです。白の除去でこれを採用する位なら多少コストの高い《虚空裂き》か、サポート破壊を捨てて《真夜中の一撃》でOK。
トークン以外のアーティファクトサポートを破壊する」だったら全然使える性能だったのが惜しい所。

 


《奇怪な宝石》
6マナで設置できるアーティファクトで、毎ターン手札のアーティファクト全てに3マナを供給。シールド値も4と高く、アーティファクト特化デッキに《ミシュラの作業場》と合わせて採用したいマナソースカードです。
作製すると各ターン最初に唱えたアーティファクトを手札に最大マナでコピーするという効果。作製にアーティファクトが3枚も必要になるのでドローソースが潤沢なデッキ以外では無理に狙わなくてOK。と言うか作製2以上は全体的に効果とコストが見合ってない

 


《君主のオキネク・アハウ》
12マナ3/4伝説護法持ちのクリーチャー。
このカード以外の高パワークリーチャーを戦場に出していると莫大な火力を供給可能です。例えばパワー15の《暴走暴君、ガルタ》を含めて3体クリーチャーを展開していると45点ダメージ増加。ガルタの素の火力と合わせて60点以上のクロックになります。
逆にこのカードを相手に出されると一気にライフが削られるので、護法コストを払ってでも除去しておきたい一枚。

 


《千年暦》
バグって1文字消えてる伝説アーティファクト。7マナでシールド5。
効果はこのカードが出てから10ターン経過以降(Lv100達成後)の毎ターン終了時に相手PWへ100点ダメージを与えるというもの。
効果自体は面白いのですが、如何せんLv100達成までが悠長な上に即死ではなく100点ダメージと言う中途半端さ。勿論破壊されるとLv1からやり直しです。
本家の効果と異なりターン経過以外で意図的にLvを増やすことが出来ないので個人的な評価は低め。


《アクロゾズの放血者》
味方の戦闘ダメージを2倍にする爆アドクリーチャー。
自身の効果も相まって実質10マナ8/5飛行持ちなのでこのカード自身もクロックとして優秀です。味方のパワー合計値が30あれば、これと《錬金術師の計略》の全体二段攻撃付与で火力4倍の120ダメージとなり約8割のPWをOTK出来ます。

 


《アクロゾズの狂信者、ヴィト》
11マナ4/4伝説飛行持ちクリーチャー。そして4/3飛行持ちのアーティファクト/デーモントークンを毎ターン生成すると言う地味に強力なトークン生成器です。
Lv効果は正直オマケ要素感が強いのですが、何らかのループコンボで味方をサクリ続ける際にはそのまま相手を削り切る打点がでます。

 


《最深の力、オヘル・アショニル》/《力の神殿》
オヘルシリーズその1。15マナ5/5伝説先制攻撃バーサーカー持ち。死亡時に赤ジェム変換土地になり、バーン効果で4点以上与えるとクリーチャーに戻ります。
またクリーチャーに戦闘ダメージを与えた際に他のクリーチャーかPWに同じ打点を与える効果持ち。

簡易除去耐性があって相手の盤面を格闘でボコれるのは良いのですが、正直コストとレアリティに対して1歩足りない性能です。このカードを採用するなら他のリソース目当てで後述の《骨集めのドラコサウルス》を採用する場面が多いかもしれません。

 


《最深の成長、オヘル・カスレム》/《豊作の神殿》
オヘルシリーズその2。16マナ9/9伝説トランプル持ち。死亡時にボードをシャッフルする土地になり、ターン終了時に無条件で戦場に戻ってきます。
また攻撃時にダメージが通ればデッキからクリーチャーをサーチして踏み倒し召喚可能。個人的に評価が高いクリーチャーではあるのですが、現状は似た効果でコストが安い《開花の亀》に人気と役割を掻っ攫われています。

 


《骨集めのドラコサウルス》
16マナ飛行先制攻撃バーサーカー持ちの恐竜/ドラゴンクリーチャー。
ターン開始時に発見4と6マナ獲得。ターン終了時に3/1恐竜トークンと金トークンを生成という地味にアドの塊。着地後は護法や呪禁を付与して守護りましょう。
また相手によほど大型のクリーチャーが着地しない限りバーサーカーと先制攻撃で片っ端から盤面を掃除してくれます。ダメージ軽減持ちクリーチャーにも突っ込んでいく点には注意。

 


《最深の基盤、オヘル・タク》/《文明の神殿》
オヘルシリーズその3。17マナ7/7伝説持ち。味方のトークンが攻撃した際に3回強化する常在効果を持ちます。また死亡時に忠誠ジェム変換の土地に変身し、5体以上のトークンクリーチャーをコントロールしていれば任意で戦場に戻すことができます。
基本運用としては基本スタッツが3/3~9/9のトークンと組ませる感じ。小型トークンと併用する場合は攻撃時の味方クリーチャーの強化総数を参照する《大衆の蜂起》と相性が良いですね。他にも《穢れた敵対者》のゾンビトークンの差し迫った死のデメリットを帳消しにするどころか黒字強化することもできます。
ただ如何せん効果に対してコストが高く、押されてる盤面をひっくり返す性能でもないので現状カードそのものの評価は低いです。

 


《最深の裏切り、アクロゾズ》/《死者の神殿》
オヘルシリーズ…と思いきや元々は神の力を捕食した定命ピーポー。ちなみに力を奪われた本来の神の残骸がLCIマスピの《古のもの》だそうです。
17マナで4/4伝説飛行絆魂持ち、攻撃時に相手の手札を2枚ハンデスしてこちらだけ1枚ドロー。さらに相手が手札を捨てるたびに1/1飛行コウモリトークンを2体ずつ生成と言うイカれた性能持ち。デッキによってはこいつ1体で詰みます(2敗)
しかも破壊除去であれば黒単変換土地に変身し、手札1枚以下で戦場に返ってくると言う悪夢みたいなクリーチャー。単体で見るならLCI神話レアで最強のカードだと思います。
PWのヴェールのリリアナと相性が良く高確率で採用されているので、対面時は無効化手段や追放除去を採用して対策しましょう。相手のマナブースト手段が薄ければ軽量バウンスも対策として有効です。

 


《最深の紀元、オヘル・パクパテク》/《巡る刻の神殿》
オヘルシリーズ最後の1枚。19マナ4/3伝説飛行のクリーチャー。死亡時は追加入れ替えを誘発出来る土地になり、ターン終了時に無条件でクリーチャーとして復活できます。
メイン効果としてコピー以外の呪文を詠唱時に追放。毎ターン追放領域の先頭2枚から1枚を最大マナで呪文をコピーすることができます。ここで重要なポイントが2点
・紋章とは無関係なので手札から直接追放してもコピー可能
・追放領域から「コピーされる」ので一度追放すれば毎ターン使える
これらを活かして《発見の誘惑》《黄金の願い》《五者会談》と言った20マナ超え呪文を予め手札から追放しておけば実質ノーコストで毎ターン詠唱することが可能。
運用時の注意点としてコピーしたくない低コスト呪文を先に2枚唱えてしまうとを後から追放した高コスト呪文をコピーできなくなるので気をつけましょう。

 

個人的にLCI神話レアで一番評価が高いのは《最深の裏切り、アクロゾズ》ですね。高コストデッキ相手ならこいつ一枚で完封できるレベルで強いです。

次点は《最深の紀元、オヘル・パクパテク》がコスト相応に強力。ジェリーヴァと並行で採用すれば爆アド呪文を連打できます。

 

LCIの神話レアカードはコンボ向けと言うより単体性能が高いものが多いですね。ただ現行環境ではWOEの《開花の亀》が暴れているので、それに対抗できるデッキを構築するにはコストが重いのが多いかなと言った感じです。
MKMで実装されるカードも気になるのでクリスタルを貯めて待ちたいと思います。