直近各色で流行りのカードとそれらを利用した単色PW及びデッキについてチラ裏レベルで触れていこうと思います。今回は白単編。
個人的な意見＋環境での採用率から見たスタン環境の強カードTopはこの3枚。特に前者2枚は採用率が高いです。
《ファイレクシアの立証者》はダメージ軽減ブロッカーとしてガチで優秀。下手するとパワー100超えが着地した返しで出されて反射ダメージで詰む場合があります。フブルスプでたまーにラインナップに並ぶため無課金勢でも手に入れやすく、同じくダメージ軽減ブロッカーである《信仰縛りの審判官》より所有者が多い可能性があります。
《牢獄の管理人、ヒクサス》はオリジンパックから手に入る上にクラフトで比較的安く作れるため初心者でも手に入れやすいカード。シールドが低い代わりに壊されない限り相手クリーチャーを無効化出来るのは強く、サポート破壊手段がないデッキには天敵。
最近は厄介なETBを止めるためにヒクサスの代わりに《抑制する縛め》を採用する動きもあり。
《群れの癒し手》はぶっ壊れたジェム変換とライフ回復性能を持つ3マナクリーチャー。
説明文には「このクリーチャーが戦場に出たとき」と書いていますが「敵味方関わらずクリーチャーが戦場に出たとき」に発動するため、複数トークンを生成すれば圧倒的ジェム変換でマナと忠誠値がガンガン溜まります。トークン生成効果とドロー効果を組み合わせれば無限ループも可能。
白PMAパックを開けていれば重複無しで手に入るため、資産に余裕があれば狙いましょう。
白単PWで人気なのは相変わらず《激励の指導力、アジャニ》です。
マナボーナスのバランスが良くパッシブでトークン生成。忠誠能力でジェム変換をこなしつつ絆魂、二段攻撃、ダメージ軽減を付与できるのは強い。
今でこそダッコンを使うユーザーが多いですが、トークン生成数と忠誠能力の必要忠誠値がナーフされるまでは事実上こいつがスタンダード最強PWと言っても過言ではない性能と使用率を誇っていました。
白単カード＋無色で組んだサンプルデッキはこちら。
白の強みであるダメージ軽減ブロッカーを採用しつつ、《シガルダの拘禁》や《真夜中の一撃》などの優秀な呪文を採用。対サポート対策として《聖別》を入れています。
《大衆蜂起》は処理時間が掛かるものの大量のトークンを生成してメイン打点に。
白の欠点である手札不足は《シガルダの輝き》や《トカシアの歓待》でカバー。
また白ジェム変換土地の《セラの聖域》は激励アジャニの訓練トークンの数もカウントされるため、組み合わせると大量の単色ジェム変換が可能です。レア度がマスターピースなので妥協して組むなら単色変換土地でOK。
色の特徴として白の強みは
・ダメージ軽減や攻撃不可、無効化といった脳筋デッキ対策カードが豊富
・絆魂持ちやライグゲイン効果が多いためライフを維持しやすい
・ブロッカーだけでなく意外と除去カードが多い
・1/1トークンを大量生成する手段が豊富
逆に弱みとしては
・即時発動出来るドローソースが少ない
・サポートの破壊手段が少ない
・自前の生贄効果がないため盤面ロックに弱い
といった所でしょうか。特に最後は致命的なので拘りがない限りデッキにはトークン込みで4種類以上のクリーチャーを採用しましょう。
総じて脳筋デッキに強く、手札でアド差を稼いでくる絡め手デッキに弱い印象。
とは言えこれは単色で見た場合なので他の色を組み合わせて補うのがベターですね。
