連合イベント戦「王神の帰還」が長引きそうなので今回は一枚紹介。
お題はこちら。
《ニクスの星原》
ORIの白神話レアで20マナのエンチャントサポートです。シールドは4と多め。
効果は「最後に破壊されたサポートを毎ターン戦場に戻す」というものですが・・・
実は違います
このカード「破壊されてなくても墓地の最後にあるサポートを毎ターン盤面に戻す」という効果が正しいので、サポートを手札やライブラリーから落とせば毎ターン盤面に展開できます。発動条件が厳しいですが+5/+5の全体バフ効果も地味に強力。
真っ先に思いつくのは高コストのヴァンガードを墓地に落として展開する事ですね。
VGなら重ね出しされてもシールド強化されて紋章効果が使えるメリットもあります。
他にも効果終了後に自壊する英雄譚を毎ターン盤面に戻して使い回すこともできます。
同じ英雄譚だと効果が二重発動するので異なる英雄譚を毎ターン戻すのが理想。
特に《神の乱》と組み合わせると疑似的に毎ターン相手の盤面を除去 or 6/6が着地といった事も可能。これらの効果をノーコストで使いまくれるのは結構強力。
噂によると本家MTGでは英雄譚をクリーチャー化し、カウンター除去を使って使い回すコンボがあるとか
高コストサポートでなくても厄介なのが《牢獄の管理人、ヒクサス》
低耐久なのでジェムマッチですぐ自壊しますが《ニクスの星原》があれば戻ってくるし、わざと墓地に落として自動展開することで重ね出ししやすくなります。
サポート破壊を積んでない相手にとっては地獄でしょう。
類似手段としてORIの《抑制する縛め》《閉所恐怖症》も有効。低シールドサポート代表の青PMAの各種拒否ジェムエンチャントとも相性が良いですね。
相性の良いPWとしては白タッチで墓地を肥やせるダッコンがお勧め
英雄譚などの高コストサポートを第一能力で落としつつ《ニクスの星原》をライブラリートップに残して引くと言った動きが出来ます。
逆に墓地にある《ニクスの星原》+αを第三能力で展開することも可能。
他には第一能力でエンチャントを確定サーチできるこの二人
この二人の場合は英雄譚など他のエンチャントを入れ過ぎると《ニクスの星原》を確定サーチできないので、ある程度枚数を抑えた方が無難です。
何故このコンボを見かけないかと言えば《ニクスの星原》のコストの高さが要因ですね。素で20マナを稼いで配置する効果としては始動が遅いため、白モックスによるマナ付与などの工夫が必要です。
即効性で言えばライバルである《目覚ましい修復術》が居る点も厳しい。どちらかと言えば長期戦向けのカードと言えるので、エンチャント/サポートであることや先置きしていても動作する点、ヴァンガードを含むサポートを戻せる特徴を活かしましょう。
使いこなせば今後出て来る英雄譚や高コストサポートに応用が効くし、ORIの神話レアなのでクラフトのコストが安いです。究極のプレインズウォークで稼いだマナオーブでORIの神話カードをクラフトする工程で手に入れても良いでしょう。