今日の一枚紹介はこちら
《魔道士の従者》
SNCの白アンコモンで8マナ3/2の猫/ならず者クリーチャー。
ETBで簡易妨害能力付きの2/2ディフェンダー持ちのウィザードトークンを生成します。
つまり実質8マナ5/4で横並び展開が出来てディフェンダー持ち。クリーチャー枠を2つ使うとは言えアンコモンにしてはかなり優秀なクロックと言えます。
また、この横並び展開にはもう一つメリットがあります。
このカードは1枚で「ならず者」「ウィザード」の召喚条件を満たすため、パーティー結成を手早く完遂するのにかなり便利です。他のクリーチャーやサポートでクレリックや戦士を補ってあげればVG《ダンジョンマスター》が居なくてもパーティーを安定して構築できます。そして横展開故に単体除去を多用する相手にも中々強いです。
ただ、《ファイター・クラス》に戦士タイプの表記が無い事や《クレリック・クラス》が特定特定条件でフリーズを誘発するため、サポートでタイプを補うなら《従者つきの癒し手》やマルチタイプを持つサポートの採用が検討されるでしょう。
また本体とトークンの戦闘能力が脆弱なので何らかの方法で強化してあげる必要があります。装備や恒久バフ呪文でディフェンダーを持つウィザードトークンを強化してあげれば大抵の相手には有利に立ち回れるでしょう。特に味方全員にバフをばら撒ける《剛胆な敵対者》等と相性が良いと思われます。
パーティー結成のゼンディカーイベントではそこそこ役に立つ上、アンコモンで入手しやすいので白タッチパーティー編成でならず者/ウィザードクリーチャーを探しているなら採用候補に入れて良いでしょう。