MOMのオススメカード紹介。今回はアンコモン編。
《お告げの行商人》
たった3マナで召喚できるクリーチャー。《一日のやり直し》による3マナ付与でも召喚できるので、青タッチで戦闘目標の召喚回数を稼ぐのにうってつけ。
マナ吸収時に攻撃/防御不可にすることで6マナ獲得できる効果も結構便利です。
《石術の連射》
環境で使われているVGの8割以上がテフェリー、タミヨウ、ダッコンなので、たった4マナでそれらを処理できる赤カードはかなり貴重です。シールド6なら一気に重ね出しされない限りは削り切れるでしょう。
クリーチャーへのダメージも最低2点保証で環境に多い青白なら6点ダメージなのも◯。
《ノーンの審問官》
6マナ1/1と低スタッツですが、カウンター2個の培養器トークン2つに加えて完成化したファイレクシアントークンが出るたびそれにバフを与える軽量クリーチャー。
理想形で培養器を割れる場合、バフ量を鑑みると単体でも6マナ5/5相当のクリーチャーとも言えます。また培養器抜きにしてアーティファクトサポート2つを6マナで展開できるという点も悪さ出来そう。
《焼炉の手綱》
クリーチャー奪取呪文ですね。相手デッキ依存ですが強力なのは変わらず。
対象を有効化したり速攻付与したりと至れり尽くせりな効果付き。
《キセレクスの投光騎士》
8マナで恵まれた常磐木と最低限のスタッツ。特筆すべきはたった3マナ吸収で2/2警戒持ちのトークンを生成できる常在効果です。
条件付きで1ターン1回までしか発動できませんが、マナ付与付きドローを絡めて軽量カードをガンガン回すデッキならこれ1枚でも防衛ラインを構築可能。上述の《お告げの行商人》と組み合わせると3マナの黒字になります。
《二人組の叩き伏せ》
緑にとって貴重なヴァンガードを処理できる呪文。それだけで価値があります。
相手の場にヴァンガードがいなくても合算ダメージでクリーチャー除去ができるため腐る場面は少ないです。格闘除去じゃないので一方的に倒せるのもいいですね。
《存在の封印》
束縛付与で対象クリーチャーを追放できる追放除去サポート。
デメリットとして破壊時に追放領域からクリーチャーが帰ってきますが、シールドが勝手に増強されていくのでジェムマッチで破壊される心配はほぼありません。
またシールド増強効果を活かして「サポートのシールド値」を参照するカードとも地味に相性が良好です。
《ファイレクシアの検閲官》
毎ターン詠唱できるカードを実質1枚に制限し、速攻すら封じる強力なアンコモン。
レガシーも含めて詠唱型無限ループコンボを停止させるのにも役立ちます。
デッキのカードをできるだけファイレクシアンで固めておけばほぼデメリット無しで運用可能。また手札詠唱が制限されるだけなので埋没やサポート効果による展開を絡めれば爆アドをとれます。
《ファイレクシアの覚醒》
培養器トークン展開に加えて味方のファイレクシアン全てに警戒を付与できるエンチャントサポート。
培養器2つに油カウンターが4つずつ乗るのでバフ効果が地味に高いです。
《シヴ山の枝焼き》
特筆すべき効果は持っていませんが、盤面に味方が多数展開されていれば召集効果で6マナ4/4飛行速攻というかなりコスパがいいクリーチャーになります。
安くて大量に展開できるトークンと組み合わせるのがベター。
【番外（修正待ち）】
《囁かれる希望の神》
記載通りの効果だったらかなり有力なアンコモンクリーチャーなのですが、何故か追加バフの効果が発生しませんでした。
+1/+1修正のバフが+2/+2修正になるといったこともなかったのでバグの可能性あり？
修正されて記載通りの効果に慣ればカズミナのフラクタルトークンなどと合わせて結構使えると思います。
今回紹介したアンコモンの中では特に《ファイレクシアの検閲官》が強力だと思います。環境カードとは行かないものの、特性を分かってる人が使えばかなり強力。
除去さえされなければ大量ジェムマッチによるコンボ事故の被害に合わなくなるので、状況に応じて連合イベントでも使っていきたいですね。
またMOMギミックの培養器トークンは上手く能動的に割ることができれば恒久バフをバラ負けるため盤面強化に便利です。上手い使い方を見つけたいですね。
