今日の一枚紹介はこちら
《蒐集家、ザンダー卿》
SNCの3色神話レア。20マナ6/6の伝説持ち吸血鬼/デーモン/貴族です。
効果はETBで2枚ハンデス。攻撃時にライブラリー破壊と切削で忠誠値10点獲得。さらに死亡するか強化を失った際に相手の戦場もしくはボード上のサポートから無作為に半分切り上げの数だけ破壊します。
性能に悪意がありすぎる…
ただでさえETBのハンデス2枚が強いのに長期戦で攻撃されると忠誠値を稼がれ、破壊すると盤面の半分を持って行かれるという厄介性能。SNCリリース時から割とDiscord内の話題に頻出していた神話レアクリーチャーで、手に入れた人が各種ドラゴンよろしく雑に採用するクリーチャーです。基本パワーは6ですが、正直目標達成まで試合を長引かせる必要があるこのゲームにおいては十分な火力。
20マナなので素出ししようとするとかなり苦労しますが、各種踏み倒し手段を採用すれば案外あっさり出せます。代表としてはやはり各種モックス系。3色なので青/黒/赤モックスであっさりと召喚することが出来ます。
また《虹色の橋》や未だにバグっているVG《漆月魁渡》での踏み倒し召喚も有効。
他にはSNCの強力な神話レア呪文である《五者会談》で他の3色カードと合わせて踏み倒ししても良いですね。大体VGタミヨウとセットで採用されているのを見かけます
また上記のようなカードに頼らずとも、リアニメイトで墓地から引っ張ってくれば比較的安いマナで展開できます。以下は対象を選択できるリアニメイト呪文の代表例。
墓地のカード量にもよりますが、SNCのコモンリアニメイト呪文である《死体の掘り起こし》の「犠牲」でザンダー卿を破壊して再利用すればETBを2回＋死亡時誘発効果を狙うこともできます。
同じように再利用と言えば《画家、アンヘロ》も組み合わせとして優秀です。
呪文を唱えるたびザンダー卿を疑似明滅することができるので、相手の手札と盤面は滅茶苦茶になるでしょう。
逆に対策としては追放除去が安定ですね。明らかに20マナクリーチャーが相手の手札先頭に居ると分かった場合、手札を3枚以上確保＆除去呪文を手札先頭に移動させてハンデスを防ぎつつ返しでさっさと追放してしまいましょう。
高いマナコストのせいで回転力の高いデッキには不向きですが、各種踏み倒し手段を前提としたデッキでは妨害性能の高さから優先して採用していいクリーチャーと言えます。
