今日の一枚紹介はこちら
《漆月魁渡》
NEOで追加された神話レアの青黒ヴァンガードです。NEOにおける実質主人公枠。
パッシブ効果でシールドが7以上なら青/黒のクリーチャーで相手PWに戦闘ダメージを与えた際に1ターン中1回だけデッキから最初の青/黒クリーチャーを無償召喚可能。
+1能力で1ドロー3マナゲイン。
-2能力で「ブロックされない」を持つ青の1/1忍者トークンを生成。
11マナ相応に使い勝手の良いPWですが、現在このカードにはバグがあります。
それは・・・
パッシブ能力がシールドの値に関わらず発動する
どういうことか実際に試してみましょう。
現在戦場にはクリーチャーが2体。片方が強化値2で出ている状況。
ボード上の漆月魁渡はシールド2です。記載通りならパッシブは発動しません
この状態で先頭に居る《噛掌の忍者》がPWに攻撃してダメージを与えると…
《ダスキネルの工作員、ネイディア》が無償召喚されて12/12から15/15になりました。
つまりVG魁渡を設置した直後(シールド値3)からでも青/黒クリーチャーの攻撃が通れば、毎ターンデッキから青/黒クリーチャー無償設置が可能です。強すぎィ!!
余談ですが、同じく「シールド7以上で~」を持つレアVGタミヨウは記載通りの条件で効果が発動します。
デッキの先頭から召喚なので対象を選ぶことはできませんが、高コストクリーチャーや速攻/ETB持ちの比重が多ければかなりのアドを稼ぐことが出来ますね。
実質やってることがクリーチャーに特化した《虹色の橋》なんだよなぁ…
個人的にはデッキを高コストクリーチャーのみで固めて、呪文/サポートや魁渡の-2能力で生成した青/黒の軽量トークン打点で無償召喚する流れが理想だと思います。
PWの能力で青/黒のクリーチャートークンを出すのも良さげですね。
一例として第二能力で速攻持ちの黒1/1沼トークンを出せる影ニッサとか
他には《穢れた敵対者》をデッキにピン刺しして繰り返しマナ吸収召喚するのも強そう。
バグ自体は報告済み&公式が検知しているのでそこそこ早く修正されると思います。
とは言えこのバグが修正されても重ね出しで比較的容易に効果が狙えますし、11マナドローソースとしても優秀なVGです。
マナジュエルに余裕があれば狙って良い性能と言えるでしょう。
表題と全く無関係ですが、NEO版のPWタミヨウが販売されていました。
価格が高いのでクリスタルで購入予定。青緑でカズミナと色が被ってるのがちょっと微妙…
《タミヨウのノートブック》が「~クラス」の様に複数設置できるサポートなら評価は変わったのですが、VGタミヨウで試したところ1つだけ(重ね出ししたら強化)の様でした。残念