《才能の試験》
《曖昧模糊》
《牢獄の管理人、ヒクサス》
《抑制する縛め》
青白のPvPで見かけるこれらの強力なサポートカードには共通点があります。それは…
シールド値が少ないという事です。
通常、無色以外のサポートカードは「立ち直り」が無い限り「そのサポートの色と同じ色の基本ジェム」に生成され、ジェムマッチしても色が変わりません。
そのため上述のカードを採用できるPWに有利な色のジェム変換を行うとジェムマッチでシールドが削られて自壊する可能性が高いです。
その中でも特に「サポートと同じ色のジェム変換を行うPWやデッキ」にとってはかなり出しにくいカードに感じると思います。
前置きが長くなりましたが、今回はそんな低シールドの各色サポートを重ね出し以外で自壊させにくくする小技の紹介。
上述の通り色付きのサポートを唱えると「該当する色の基本ジェム」に生成されますが、例外として改善ジェムやその他サポートで該当色の基本ジェムが埋まっている場合は「他の色の基本ジェム」に生成されます。
文面だと分かりづらいので具体例を見て行きましょう。
下記図の通り、盤面に「白の基本ジェム」が無い状態で《抑制する縛め》を唱えます。
白ジェムが降ってこないことを祈りつつ、端っこのジェムをマッチして詠唱。
途中意図しない連鎖が起きましたが、結果として《抑制する縛め》が黒の基本ジェムに生成されました。これにより土地やアジャニの能力による白ジェム変換にサポートが巻き込まれにくくなりましたね。
この仕様を利用することでPWにとって有利色のジェム変換を行っても同じ色の低シールドサポートが自壊するリスクを低減させることが出来ます。
注意点としてはジェムマッチ後に対応する色のジェムが降ってくるとそちらにサポートが生成されるので若干お祈りゲーになることですね。
連鎖を無視して3ジェムのみをマッチさせた場合のガバガバ確率論だと(5/6)^3=125/216(※)なので成功率はほぼ5割強といった所です。
※5色+忠誠ジェムの合計6種類中、サポートに対応する色のジェムが1つも降ってこない確率
ちなみに激励アジャニは第一能力による後援ジェム+サポートトークンで白ジェムを埋めやすく、時間破砕テフェリーは拒否ジェム変換で青ジェムを埋めやすいですね。他のPWだと比較的大量生成しやすい氷雪ジェムや金トークンを利用すれば狙えます。
似たような手段として、サポートを展開した状態でカズミナの第二能力により「ボード上のジェムを無作為にシャッフルする」ことでも実施可能です。こちらも多少運が絡みますが、8割の確率でサポートジェムを別の色に変換できます。
確定で使える方法ではありませんが、覚えておけば重ね出ししなくても低シールドサポート自壊のリスクを減らせるでしょう。