ソロゲーPWのMagic: Puzzle Quest雑記

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今日の一枚(錬金術師の計略)

今日の一枚はこちら

 

錬金術師の計略》

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VOWの4マナレア赤呪文です。新要素の「切除」付き。

効果は追加入れ替えを1回取得して自分のクリーチャー全てに二段攻撃とトランプル付与。その後デメリット効果として相手のクリーチャー全体を1段階強化します。

そして切除の効果により6マナ貯蔵で唱えるとデメリットが消えます

 

書いてることが強すぎィ!

 

見方を変えれば追加入れ替えでマナを回収できるため、PWのマナボーナスによっては

実質0~4マナで使える全体二段攻撃+トランプル付与

特に赤PWでマナボーナス+7以上の「槌のコス」「勝負服纏い、チャンドラ」に至っては赤ジェム1マッチで使う事が出来るため事実上ノーコスト

それ以外に追加入れ替えそのもののメリットを挙げるとキリがないですね。

正直言って神話レアやMasterPieceでもおかしくない性能の呪文です

 

注意点として切除無しだと使用時に選択肢が出ますが、相手クリーチャーが最低1体居ないと「はい」を選んでも発動しません

逆に切除有りだと無効化しない限り自陣クリーチャーが0体でも強制的に発動します

 

二段攻撃と相性のいいクリーチャーは山ほど居るので、呪文として相性が良いカードを紹介していきます。むしろ二段攻撃と相性が悪いクリーチャーを探す方がむずそう

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10マナで追加入れ替えを得るという事とマナを付与するという面からクリーチャーを併用した青赤呪文ループデッキと相性が良いです。

特に《ウィザード・クラス》で手札を回している間にカードが詰まっても、追加入れ替え中に手札を整理すればループを再開できます。《導師の導き》は4マナ付与状態で手札に持ってこれるので相手にクリーチャーが居れば即時使用することも可能です。

同じドロー+4マナ付与の《秘密のランデブー》も良いですね。

強化された相手クリーチャーはバウンスするかバーンで焼き切りましょう。

 

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マナ付与しつつ呪文を持って来るならこの2枚も優秀です。

《ヴェロマカス・ロアホールド》は呪文を毎ターン確定サーチ可能で、素出しでも8マナ付与で計略を持ってこれます。二段攻撃付与で16打点になるのも◎

《イフリート炎塗り》はバーサーカーが扱いづらく計略で付与される二段攻撃が多少腐りますが、トランプルも付与されるため墓地からガンガン呪文を回収しつつ相手の顔面を殴れます。

 

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貯蔵込みでマナ付与しつつ呪文コピー可能な《こだまの魔道士》も良いですね。

Lv6以上なら3枚コピーし、Lv10なら10マナ付与で3枚コピーするため追加入れ替えを4回得ることができます。

一方で《二重の一撃》など一部の「コピーして最大マナを与える」の効果では貯蔵マナ分まで付与されません。《モックス・ルビー》は貯蔵マナまで付与されるのに何故…

 

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強化されても殴られなければ怖くないので事前に《シガルダの拘禁》で攻撃/ブロック不可を与えてしまえばこちらだけアドを稼ぎ放題です。

基本的にこれを付与されたクリーチャーは破壊するか召喚で入れ替えるしか解除手段が無いので、ただデカいだけの置物が出来上がります。

 

スタンダードにおいて追加入れ替えを得る呪文はたった3枚で、その中でも入手しやすさはNo1。使い勝手だとMasterPieceの《時間の熟達》と1位2位を争えるレベル。

予顕など細かい使い方で差別化できるものの《アールンドの天啓》と違って軽いマナで使えてトークンで盤面を圧迫しないのも優秀な点です。

 

とにかく効果に対して実質マナコストが安すぎるのでビートダウンデッキで採用しても良し、クリーチャー不在でも使用できるため上述の《ウィザード・クラス》を主軸にした青赤呪文ループデッキで採用しても良しと言う超優秀呪文です。

逆に相手に使われると追加マッチで手数を稼がれつつ2倍の打点を受けるため「あと1ターン耐えられる」という状態から負ける可能性が上がります。

相手が赤タッチデッキなら高確率でこのカードを警戒する必要が出て来るでしょう。