今日の一枚はこちら
潮流の先駆け
オリジンの青レアカードで、10マナ4/4のマーフォーク/ウィザードクリーチャーです。
ETB(場に出た際)のバウンスで疑似除去が可能。加えて6マナコスト増加は相手にとって約1ジェムマッチ分の不利を強いることができます。トークンクリーチャーに対してはバウンス=除去として使えますね。
基本的なバウンス呪文が5~7マナ帯なのに対して、10マナで4/4が追加召喚できるのは偉いです。
注意点として相手の手札が6枚だとETBが機能しないので過信は禁物。
※レガシーのレアに似た効果で手札の制限を受けない「拘留代理人」が居ます。
では相性のいいカードを紹介
深海住まいのタッサ 時を超える旅行者、テフェリー
これらのカードで毎ターン明滅(ブリンク)させて能力を誘発させます。
タッサの場合は1体をバウンスしつつもう一体を無効化することが可能。
テフェリーの場合はタッサと異なり、1ドローしつつ強化状態を維持した状態で明滅させることが可能です。
蛙変化 鴉変化
2枚とも青で貴重な疑似確定除去呪文です。相手クリーチャーをトークンに変えた後にバウンスすると実質除去として使えます。もちろん横展開されたら対象を分けて使うのもあり。
「相手をトークン化しても装備やフラクタルトークンで打点が痛い」という場合には有効ですね。条件達成で長丁場になる際には敵からの打点を少しでも減らしたい所。
素直に他の色タッチして確定除去採用しろと言われたらそこまでですが
青では貴重な疑似除去持ちということで、全体的にカードパワーが低めと言われる青クリーチャーの中では比較的良く見かけます。(主観)
オリジンカードなのでどのイベントでも採用可能、かつレア以下のデッキや10マナ以下のクリーチャー召喚など戦闘条件達成に使いやすいカードです。ウィザードクリーチャーなのでパーティー結成にも役立ちますね。
とにかく使い勝手が良いので、緑アンコモンの「議事会の自然主義者」と並んでオリジンパックを開けるならぜひ手に入れたい1枚と言えます。