今日の一枚紹介です。AFRよりこちら。
西門の主
16マナで4/4飛行護法持ち。スタッツだけを見るとマナコストの割に微妙なクリーチャーですが、能力がぶっ壊れています。
「対戦相手にダメージを与えるとこのクリーチャーのパワー分だけ+X/+X修正」
つまり毎ターン自前でサイズが増えるやばいクリーチャー。飛行を持っているため地上ブロッカーに止められにくいのも評価ポイントですね。
対面で出されたら護法の8点ライフを支払ってでもマスト除去対象です。
逆に1枚で恒久的に対策するなら飛行警戒持ちドラゴンのロアホールドがオススメです。警戒で1度は4/4を止めることができ、サイズアップされても能力で8マナ以下の除去呪文を引けば次のターンで対応ができます。
(飛行+先制+ブロック系能力を持つクリーチャーが居ればいいのですが、スタン環境に居ない気がする…)
このカードの能力は「戦闘開始時」「基本パワー依存」ではないため、殴れば殴るだけ倍々で成長します。つまり二段攻撃で殴れば4倍のサイズになりますね。
参考例を見て見ましょう。
エンバレスの宝剣(+2/+2)が出ている状態で西門の主(4/4)を召喚。
この状態で2段攻撃をPWに当てると次のターンパワーはいくつでしょうか。
正解は6+6(1発目バフ)+12(2発目バフ)=24です。
さらに次のターンにはどうなるでしょう。
24+24(1発目バフ)+48(2発目バフ)=96です。倍々バフはゲーム壊れる。
(マナの蓄積量的に多分相手は破滅の根本原理構えてましたね…危なかった)
このように二段攻撃と相性が良いので関連カードを合わせて紹介していきます。
エンバレスの宝剣
上記で紹介した通り二段攻撃に加えて+2/+2のサイズアップを付与する装備です。
1点でも相手PWに戦闘ダメージが入れば効果が発動するのでバーサーカー+トランプル付与効果も結果的に相性◎。
ボーラスや無色PWで採用の価値ありです。
ダンシング・ソード
こちらも二段攻撃付与の装備品。パワー修正がエンバレスの宝剣より高く、疑似的な除去耐性が付くのが強みですね。
装備品は先頭のクリーチャーに効果が出るため勇敢や警戒などを付与しない限り召喚順に注意が必要です。
刃の歴史家
自分のターンに味方へ二段攻撃を付与するクリーチャーです。
サイズアップ効果はないものの、味方全体に二段回付与は偉い。
ケイヤの猛攻 霊刃の幻霊 捨て身の抵抗
どれもサイズアップと二段攻撃を付与する呪文です。
ケイヤの猛攻は雑に予顕しておけば程よいタイミングで0マナ利用可能。
霊刃の幻霊は味方クリーチャーが出ていれば恒久的なサイズアップと二段攻撃付与。
捨て身の抵抗はターン終了時までですが、パワー+4かつ疑似キッカーで再度使うことができます。
後者2枚はちょうど今ダクソスvsカレムネイベント中なので狙ってみても良いかも知れません。
王家の跡継ぎ
二段攻撃の付与手段が赤や白に偏っている中、このカードは青でも採用可能です。
パワーの+修正も兼ねており、1回でも二段攻撃で殴れば十分なサイズになります。
組み合い鉤
こちらはパワー修正が付きませんが無色の装備品なので黒単でも採用可能です。
相手にディフェンダー能力を付与できますが、選択式なのでサイズアップ優先なら「後で」を選択してキャンセルで良いでしょう。
他にも絆魂を付与すればダメージレースでもかなり有利に立てます。
白黒で採用するなら吸血鬼という事も加味してソリンと組み合わせたいですね。
今回は二段攻撃との組み合わせをメインに紹介しましたが、素で殴っても黒のフィニッシャーとして活躍ができる神話レアに恥じない性能の1枚です。