今週はオリジンの各色オススメ神話レアについて紹介しています。
本日は並び順で最後の色となる緑です。無色は割愛
ガイアの復讐者
23マナ16/9で速攻呪禁持ち。「シンプルイズベスト」「力こそパワー」を体現した緑にふさわしい大型クリーチャーです。
23マナという驚愕のコストですが、緑はジェム変換呪文やニッサの巡礼、世界樹、アリクスメテスといったマナブースト手段に恵まれているためそこまで苦労はしません。各種根本原理やリアニメイトで踏み倒すのもいいですね。
カードとばかり組み合わせるのも何なので、相性が良いPWを合わせて紹介。
一人目は「揺るぎないサルカン」
パワー6以上のクリーチャーをガイアの復讐者のみにして第三能力を使えば確定で3体を無償サーチ&最大マナ付与で召喚できます。驚異の69マナ踏み倒し。
48/27速攻呪禁トランプルはまさにフィニッシャーに相応しいでしょう。
二人目は「解き放たれた者、ガラク」
彼の第二能力は「先頭のトークン以外のクリーチャーにリーダー:ビーストを付与し、その後ビーストトークンを3体生成。相手のクリーチャー数が多ければ忠誠値+6」です。
つまり先頭に居る非トークンクリーチャーを3回強化することができます。あらかじめガイアの復讐者を出しておく必要があるものの、画像の通り64/36になりますね。
よほどの事が無ければ2パンチで勝てる火力で、二段攻撃を付与すればほぼワンキル可能です。
サルカンとガラクを比較すると
・どちらも3体分(+48/+27)のマナコストを踏み倒しできる
・ガラクはガイアの復讐者を事前着地かつトークンを除いて先頭にする必要がある
・サルカンはガラクの2倍近い忠誠値が必要
・サルカンは能力使用前に手札の空きが3枠必要
・ガラクはビースト・リーダーが付与できる
という事ですね。善し悪しがありますが、緑単に拘らなければ思考の旋風を採用できることも加味してサルカンの方が安定しやすいです。ガラクの忠誠能力が先頭指定になってるのもネックですね。
しかしガラクはリーダーを付与できるため、ビーストトークン主体のデッキなら能力使用後もガンガン強化できます。速攻持ちなのでスコフォスの迷宮で止まる事もありません。
※スタンダードでビーストトークンを出す緑のカードはかなり限られますが…
では相性のいいカードを紹介。
召喚に20マナ以上かかるガイアの復讐者ですが、変わり樹の共生を使えば5マナ少なく確定サーチで召喚できます。
ガイアの復讐者以外の低コストクリーチャーもバフ付きで引いてこれるため、クリーチャー同士のコンボにも繋げやすい一枚ですね。地形成も付いててえらい。
スタッツの基本値が高いため、対象を強化するカードとの相性が抜群です。
長期戦を見据えるなら軽量呪文の二科目専攻や毎ターン強化される追われる足跡などがお勧めですね。強化ではありませんが「ハイドラの成長」も有効です。
逆に短期決戦を狙うならターン終了時まで複数回強化される呪文もお勧めです。
指数関数的成長や残響方程式を使えば60点近いダメージを出すことが可能です。
注意点として残響方程式の「強化の総数」はターン終了時までの強化数は参照されないようです。
例えば残響方程式を呪文コピーなどで一気に2枚使えば112。3枚でパワー160です。
1枚当たり3回強化で48ずつ増えてはいるのですが、私の想定では2枚時点でX=6回強化が入って160になるはずでした…バグなのか仕様なのかは不明です。
他の強化参照系のカードも同じなのかな。面倒なので気が向いたら検証してみます。
速攻と呪禁を活かすカードも面白いですね。
トゥルー・ポリモーフは対象クリーチャーを追放して、他の最初のクリーチャーを強化した上でバフと常盤木の付与を行います。
青緑で色拘束がきついものの、強力な常在効果を持つクリーチャーにガイアを付与すれば強化された上で+16/+16修正に速攻呪禁が付与され、フィニッシャーとして十分な性能になります。いかにしてガイアの復讐者を召喚するかが考え所ですね。
逆に二段攻撃/トランプル/絆魂を持つクリーチャーを追放してガイアの復讐者に付けると強化も相まって強力な呪禁持ちフィニッシャーの完成です。
※常盤木の参照元は追放したクリーチャーではなく追放領域の先頭クリーチャーであることに注意
屍肉地虫は墓地にガイアの復讐者が落ちていれば10マナ16/5です。雑に強い。
黒緑は手札から墓地に落としにくい色ですが、デッキから墓地に落とす方法は多いのでそこまで難しくはありません。デッキのクリーチャー数を減らせば群れの結集でガイアの復讐者が高確率で落ちるでしょう。地虫自身も墓地肥やし能力を持っていて○
注意点として戦闘開始時にパワーそのものが16になるため強化ではタフネスしか増えません。2枚目以降は基本的に除去対策として構えた方が無難でしょう。
ガイアの復讐者はトランプルを持っていないため、いくら強化してもブロッカーを出されると中々相手に打点を与えられずに苦戦します。
強行突破を使えばブロッカーを排除しつつ余剰ダメージでPWを削るため、ガイアの復讐者が十分に強化されていれば貫通ダメ込みでワンパンすることも可能です。
対象を指定することができないものの、ブロッカーは先頭に来るので問題ありません。
緑では貴重な呪禁や護法を無視できる軽量コモン除去としても使えますね。
他にも二段攻撃や上述で触れた通りトランプルと相性が良いです。
エンバレスの宝剣やパラディンクラス、影槍などのサポートで強化するのもありですね。候補が多いので今回は割愛します。
メジャーな天敵は無作法な挑発者です。見かけたら確定除去で消し飛ばしましょう。
ダメージ軽減無視とトランプル、絆魂を網羅する影槍採用も検討です。
総じて高コストではあるものの、着地すれば呪禁で単体除去の対象にされず16点クロックを稼ぐため現役の緑フィニッシャーです。
基本パワーやマナコストを参照するカード/PWとのシナジーも見込めるため今後も活躍の機会が多いでしょう。
今回紹介した以外のオリジン神話レアも使い方によっては強力な性能です。
ブロックによる使用制限がなく、他スタンダードのカードと比べるとブースター作成にかかるオーブが安いためぜひ揃えてみてください。
あまり課金したくない方はゲーム内広告でオリジンブースターをコツコツ集めると良いでしょう。