今回はデッキ紹介。
元々あるカードを活用するためのコンボ検証をしていたのですが、その中で無限ループが割と安定して回ったので。キーカードはこの2枚です。
WOEの青レア《水飛沫の呪文使い》とMOMの赤神話レア《ウラブラスク》
文字コード問題なのか沫が消えてる
この2枚を主軸にしてコンボデッキを構築していきます。
基本的なギミックを先に触れておくと、この2枚の組み合わせで呪文詠唱時に
①手札へ4マナ付与
②ライブラリーからクリーチャー以外を1枚取得
③青ジェム2個変換
④魔術師の役割を味方1体に付与
⑤相手PWに2点ダメージ
⑥魔術師の役割持ちのスタッツが+2/+2増加
と言う効果がそれぞれ発生します。
上記効果の①と②によって「デッキのクリーチャー以外を呪文にすることで手札へ4マナ付与しつつ1枚の呪文カードを取得」と言うコンボが発生。
この時点でデッキの他8枚が「コスト4以下か、自身のマナ付与効果と合わせて残り4マナで詠唱できる呪文」のみで構築したデッキなら無限ループに入ります。
あとは③のジェム変換によるマナ保険と④⑤⑥の火力効果ですね。これらを活用するためにキーパーツの2枚＋マナ付与を絡めた低コスト呪文8枚のデッキを作成します。
デッキリストはこちら。PWは呪文8枚を運用できる「イゼット副長、ラル」
《時間の熟達》はレア度がMasterpieceですが、このカードは正直自由枠です。
下記のようにトークンの基本スタッツを強化したり軽量サーチ系やドロー、バウンス呪文などに変えてもOK。正直ループ中断後に複数回分の追加入れ替えは要らない
他にも4マナ以下で対象がいなくても空撃ちできる呪文である程度代用は可能。
このデッキのメイン火力ソースは《永岩城の蜂起》です。
低コストとは言えませんが呪文ループでOTKしたいなら割と候補に上がる1枚。
X=10により自陣に20/20速攻/威迫持ちの侍トークンが生成されるため、これをループで2～3回詠唱して《錬金術師の計略》で二段攻撃を付与すればウルブラスクのバーン効果や役割：魔術師のバフ効果と相まって各PWをOTK可能です。
実際にトークンが育つとこんな感じ。複数詠唱する代わりに上述の基本スタッツを増やす呪文を使っても良いでしょう。
限界近くまでループを回すとバーンダメージだけで相手が瀕死になる頃には《役割：魔術師》の効果で味方のスタッツが100を超えます。
基本的にここまで育てるのは過剰なので途中でループを切って殴り勝つ方がベターですが、相手が威迫対策で複数のダメージ軽減ブロッカーを持っている場合に限ってはバーンダメージが有効になるでしょう。
今までそんな防衛偏重デッキに対面したことはないですが
運用で難しい点は2体のクリーチャーを戦場に展開するまで相手への妨害が薄い点ですね。この辺りはループコンボデッキの宿命なので《終わりなき迂回路》等のバウンスを混ぜるなりして自分なりに調整するのが一番だと思います。
という訳で《水飛沫の呪文使い》を活用するための検証で出来た副産物デッキでした。
呪文使い自体が中々優良カードなので他にも悪さが出来ないか模索中。
