今日の一枚紹介はこちら
《ダークスティールの城塞》
つい先日実装されたばかりの無色PMAのレアカード。21マナでシールドが4のアーティファクト/土地サポートです。
ちなみに公式のFacebook公開当時は「たったの5マナ」でした。ウッソだろおいwww
土地なのにターン開始時のジェム変換能力を持ちませんが、ジェムマッチしてもシールドが回復する「立ち直り」と無色カードを唱えたときにサポートジェム1個を選んで「結晶化」させる効果があります。後者は無色PMAの固有ギミックですね。
また、このサポート自体をジェムマッチした場合は5色のマナボーナスがターン終了時まで+1されます。
新ギミックの結晶化についてどのようなものか見てみましょう。
この効果は上述の効果説明画像の通り、敵味方問わずボード上の好きなサポートジェムを「選択追放」して真珠みたいな色の《結晶化したジェム》に変換します。
対象選択画面ではサポートの詳細が見れないため、追放したいサポートの位置を把握しておく必要あり
この結晶化したジェムは所謂「ワイルドカラー扱い」となり、忠誠ジェムを含むすべての色としてジェムマッチが可能です。
例として上記画像の様に入れ替えマッチさせることもできますし、結晶化した時点で自身以外に同じジェムが2つ以上隣接していれば即時マッチします。
要するに「強力なサポート除去効果」+「汎用ジェム変換」と捉えてOKです。
高いコストで採用を躊躇しがちですが、スタンダード環境では様々な土地踏み倒し手段が存在します。
《耕作する巨躯》は確定ではないもののETBで土地を最大2枚踏み倒し可能。
NEOの《西の樹の木霊》はバフされているクリーチャーで相手を殴れば土地を確定サーチ+踏み倒し設置可能です。
《忠実な軍用犬》はETBでバグにより無条件で土地を最大マナで確定サーチ可能。
《クアンドリクスの神童、ジモーン》は手札先頭の土地に最大マナ付与ができます。
クリーチャー以外だと《ニッサの探検》や《古き神々への拘束》も土地を確定サーチしつつマナを踏み倒すことが出来ます。
これら以外にもアーティファクトへマナを付与したり、直接戦場に出す効果なども活用できるでしょう。
無色カードを唱えるたびにサポートを選択して追放可能、何よりVGテフェリーと違ってヴァンガードも対象にできる点がクッソ強い。そしてジェムの位置関係を把握していれば結晶化で連鎖を狙う事も可能です。
「無色PMAのコスト上げ過ぎやろ…」とか思いましたが、正直このカードに関しては妥当かなと思ったり
無色カード偏重デッキでサポート除去やVG対策をしたい場合は、踏み倒し手段と合わせて採用を検討できるカードだと思います。