今日の一枚はこちら
《耕作する巨躯》
VOWで追加された緑の神話レアクリーチャーです。トランプルに加えて植物/ビーストという珍しいタイプ持ち。
1/1という極貧スタッツですが、場に出た際に緑ジェム分だけ+X/+X修正。さらに緑ジェム変換1回につき+1/+1修正を受けるので土地やジェム変換を活用すれば想像以上にデカくなります。ELDの《豆の木の巨人》を彷彿とさせますね。
さらに場に出た際に4枚サーチして土地を選べば戦場へ無償設置。その後1枚ドロー。
ちなみにこのサーチは次のドロー内容を操作するのに使えます。例えばこの図。
ライブラリートップが赤字①~④の順番になっているので
①の土地を選べばその次のドロー効果で②をドロー
④の土地を選べばその次のドロー効果で①の土地を最大マナでドロー
と言ったようにある程度引くカードを操作できます。
逆に土地を選ばなければそのままの順番で1枚ドローに繋がります。
他のサーチ系効果を連続で使っても同じことが出来ますが、こいつは1枚でサーチ+ドローが出来るので小ネタとして知っておくといいでしょう。
(ターン経過など特定の行動をとると順番がずれる事があるので過信は禁物)
相性のいいカードとしては当然土地ですね。必然的に緑変換土地が挙がります。
アリクスメテスは重ね出しが腐らない優良土地ですね。それ以外に土地3種類が出ていれば緑2回変換できる世界樹やマナブーストが出来るMID/VOWの土地もお勧めです。
土地以外でも緑ジェム変換1回につき+1/+1されるので各種ジェム変換もいい感じです。
《ニッサの巡礼》はたった3マナで使えるコモンのジェム変換サポート。
《ドルイド・クラス》は複数配置により大量のジェム変換が可能。
《壮麗な日の出》は大型が出ていれば恒久ドローが可能。
それぞれの強みを活かせば土地でなくとも十分活用できます。ただし巨躯の効果で踏み倒し出来るのは土地だけなので可能なら土地複数採用の方が望ましいでしょう。バフ時間が長くておすすめできませんが、ジェム変換呪文のループコンボにも採用できます。
クリーチャーだと《古の緑守り》と相性が良いです。巨躯着地後に土地を最大2枚出せるので、先に着地させておけば最大12個のジェム変換+バフ2回を狙えますね。
双方マナコストが重いですが、踏み倒しなどを活用すれば最終的に潤沢なマナブーストを得ることが出来ます。
《群れの結集》で墓地に落として《恐怖のドールハウス》でリアニメイトすれば比較的安価でガンガン育ちます。基本スタッツが1/1なのでデメリット皆無で蘇生できるのは強い。
土地を多めに採用した埋没デッキや黒緑リアニメイトデッキに採用すると良いでしょう。土地が墓地に落ちていれば《古の緑守り》のシナジーも得られます。
その他にもレガシーのループデッキでターナジールやロナスを使ってバフを倍々にすることでスタッツが数万越えしたりと色々コンボ検討の余地があるクリーチャーですね。
上述の通りシナジーを狙うために土地を最低でも2~3枚採用したデッキに採用するのが良いと思います。そのためサポートや土地の召喚回数が目標になるイベントで活躍できるでしょう。
その他おもしろい使い方があれば教えて頂けると幸いです。