今日の一枚紹介はこちら
《装飾庭園を踏み歩くもの》
NEOの緑レア。9マナ4/4警戒持ちの植物/恐竜クリーチャーです。
ETBで土地を最大マナで手札にサーチする能力を持ち、ターン中の戦闘開始時に緑ジェムが5個以下の場合は「攻撃できない」と「ブロックできない」を持つデメリットがあります。
これだけ見ると「一見マナコストは優秀だけどほぼ動けない置物」になりがちですが、
召喚時に無償で土地を出せる軽量クリーチャーであることが重要です。
土地を踏み倒せる軽量クリーチャー代表としては以下の2体が居ますが、それぞれ起動ジェムや次のターン以降で踏み倒せる効果なので安定性や即効性は低め。どちらかと言えば長期戦向けの能力です。
その他攻撃の度に土地を踏み倒せるカードも複数存在しますが今回は省略。
とにかく「召喚した次のターンから土地のジェム変換を使える」という点を主な特徴として捉えると良いですね。
なおETBで土地を出せるクリーチャーだと最大2枚の土地を踏み倒せる《耕作する巨躯》が居ますが、召喚に17マナ必要なのと4枚サーチした中に土地が無ければ踏み倒せないため確定サーチとは言えません。
1~2枚程度の土地採用なら踏み歩くものの方が確定で土地を出せる分安定します。
コストで見た場合の類似カードとして《荒野の偵察》があります。
こちらも9マナで優秀な土地確定サーチ呪文ですが、9マナ付与なので10マナ以上の土地は即出し出来ない事が差別化ポイントになります。
もちろん両方合わせて採用するのも十分あり。
では環境でよく見かける各種土地を見て行きましょう。
代表としてはMIDとVOWのマナ付与土地
9マナクリーチャー召喚時に残りの手札へ5マナずつ付与できると考えればかなりのアドです。スタンダードローテ前なら白の《忠実な軍用犬》がほぼ上位互換で使えましたが、スタン落ちしたため代用として利用可能です。
続いて緑PMAの土地3セット
ヤヴィマヤ以外はスタンダードでも貴重な緑色3ジェム変換なので初手で展開できれば爆アドです。特に《カルニの庭》を出せれば実質9マナで土地を出しつつ4/4警戒持ちと5/5エレメンタルが着地。緑ジェム変換で踏み歩くものが行動しやすくなる点も相性◎
3種類の土地が揃えば相互シナジーで一気に5/5エレメンタルが巨大化して勝てます。
種ジェムを相手に利用されたり稀に発生するフリーズには注意。
他にはDMUの土地群
各種土地を展開するカードで複数展開すれば大量のジェム変換が可能。
特にカズミナなら第三能力で土地のシールドを増加させて自壊も防げます。
マナコストに対して本体のパワーが高いので「パワー4以上のクリーチャー詠唱数」「10マナ以下のクリーチャー詠唱」「土地の詠唱回数」目標を稼ぐのに便利。
攻撃できないという点も裏を返せば目標達成まで打点を抑えれるという事になります。
目標達成に応じて上手く使っていきましょう。