スタンダード環境で割と使い勝手のいいアンコモンを紹介していきます。
今回は赤のアンコモンです。(多色で紹介済みのものは割愛)
いつも通りオリジンからトップバッター
破砕
たった3マナでサポートなら問答無用で破壊するマスピ級の性能を持つ赤呪文。
厄介なサポートや土地は残せば残すほどジリ貧になるため、他のサポート破壊手段が無ければ赤タッチデッキに必ず組み込んでも良い性能です。
周囲のジェムも巻き込んで破壊しますが、ジェム起動や連鎖が取れれば儲けものなのでメリットの方が大きいと思います。
殺戮の火
7マナ5点でプレイヤーも対象に取れる使い勝手の良い呪文です。
あわよくばヴァンガードを除去できるのも評価ポイント。
6マナ6点火力の「極上の炎技」が手に入るまでの繋ぎになるでしょう。
胸躍る可能性
墓地に1枚落して2枚ドローのデッキ圧縮呪文です。
一徹で最大6マナ付与なので実質0マナ呪文ですね(暴論)
リアニメイトや墓地の呪文枚数を参照するデッキと相性が良く、それ以外に
カードプールが少ない間のデッキ圧縮としても優秀です。
さし迫った破滅
適当なクリーチャーをフィニッシャークラスに格上げするバフ呪文です。
デメリットが辛いため、除去されにくい状況で付与したい所。
バーサーカーも同時に付与されるので先制攻撃を持っているクリーチャーに使えば毎ターン相手のクリーチャーを除去してくれるでしょう。
PWへの打点として採用するならトランプル付与必須。
魂焦がし
9マナ5点と少々重いですが、実質追放除去として使える呪文です。
イベントルールによっては墓地から軽量クリーチャー(特に絆魂持ち)が戦場に戻ってくるのでこいつで追放してしまいましょう。
追加効果が地味に優秀で、ダメージ軽減をぶち抜けます。立ち直り無効化はターン終了時までだと恩恵が少ないかな…
火刃の突撃者
6マナ2/2のゴブリン戦士。
軽量の戦士クリーチャーなのでパーティーと相性が良く、自身の効果で装備品ともシナジーがあるため各条件達成に便利なクリーチャーです。
また死んでも仕事をしてくれるため、装備品で強化して雑に突撃させましょう。
一方でゴブリンに特化したデッキには採用しづらいです。素直に他のゴブリン同士でシナジーがあるカードを採用しましょう。
恐れなき解放者
軽量かつ速攻持ち、攻撃の度に3マナで2/1のトークンを生み出すため単体除去に多少強く、低コストで徐々に盤面を強化できます。
「アンコモン以下で勝利」や「誇示をX回発動」の戦闘条件にうってつけのクリーチャーです。
二重の一撃
マナコスト11以下の呪文をコピーする予顕呪文です。基本的に予顕で使用。
「8~11コスト帯の呪文を多く入れたけどマナが足りない」「使い勝手のいい呪文が手持ちに少ない」といった場合は採用の価値があるでしょう。
逆に特定のコンセプトがあったり、カード資産が豊富であれば素直に別のカードを組み込んだ方が安定します。
創造の発露
15マナとコストが重めなものの、資産が少ない間に案外お世話になった呪文です。
最低でも5点+1ドロー5マナ付与で呪文を連打しても手札が途切れずに済む強みがあります。
逆に金トークンが出るとは言えサイクリング4コストがかなり邪魔になります。
サイクリングが付いて無ければもう少し個人評価が高かったカード…
総評として赤アンコモンは使い勝手のいい軽量カードが多いですね。
打点を稼いだりクリーチャーを火力で焼きつつ「Xコスト以下クリーチャーをY回唱える」「呪文をX回唱える」等の戦闘条件達成するのに向いています。
今回は以上です。