今日はカード紹介しつつ、それに合わせたタイトルのコンボを紹介します
メインで紹介するカードはストリクスヘイヴン(STX)より
才能の試験
青レアのサポート・エンチャントで、出した瞬間呪文メインのデッキが止まるスタン環境屈指のぶっ壊れカードです。
(本家でインスタントの打消し呪文だったのになぜエンチャント…)
以前の環境記事で流行りの創造の歌ジェム変換や除去コンへの対策カードとして軽く紹介したのですが、STXのブースターが生成可能になった影響か先週頃から使う人が徐々に増えてきました。
主に採用されるノードは緑や黒で、青タッチできるサルカンやボーラス様が使ってくることが多いですね。
(やっぱり皆似たようなデッキにヘイト溜めてたんやなって)
10マナと比較的容易に出すことができ、拘束系サポートなのにシールドが2。
呪文が撃てなくなるためジェムマッチかクリーチャーや忠誠能力、サポートで破壊するしかなくなります。重ね置きしたらもう止められません。
サポート破壊を粉砕や破滅の根本原理に依存している呪文メインのデッキにはかなり厄介なカードと言えます。
そしてこのカード、あるカードと組み合わせるとロックコンボが完成してしまいます。
それがこいつら。
騒々しい写本、コーディは場に出した側が呪文以外唱えれなくなります。追加効果で多色カードにマナを与える、素出しで使うには難しいサポートです。
未知なるものの魅惑は5枚ドローで手札の最大マナコストカードを相手の手札に投げつけて、マナを最大にします。
騒々しい写本を未知なるものの魅惑で相手に押し付けて出させて、こちらは才能の試験で唯一相手が使える呪文をロックする形ですね。
コンボパーツは多いものの、実質必要マナは19マナなので上手くいけば2~4ターン目にロックが完成します。
コーディを押し付けるだけでも相手は呪文しか使えなくなり、クリーチャーやサポートメインのデッキは停止します。自身のサポート(コーディ)を破壊するカードを採用しているデッキは稀なのでこれだけでも簡易ロックですね。
こちらのコンボを採用したデッキリストはこちら。
後述の理由で使用するPWは龍神、ニコル・ボーラスです。
前提として押し付けのためにコーディ以外11マナコスト以下で組む必要があります。
コンボパーツ3枚に加えてプロテクションを避けて確定除去できる魂の粉砕。
サポートやクリーチャーを手札に戻しつつアタッカーにもなれる厚かましい借り手。
サーチとしてテレパスの才能、不気味な教示者、メドマイの予言。
低コストで相手のカードをパクったり高ステータスアタッカーを出せるアショク。
後は適当に遅延要員としてミジウムの干渉者を入れています。ロックが完成するまで耐えるために絆魂などの回復手段を入れるのもありですね。
レア以上が多いですが、コンボが決まれば相手が動かないのでサーチカード数枚と除去採用していれば主要パーツ3枚以外はコモン・アンコモンでも十分実用範囲です。
PWに龍神ボーラスを選んだ理由は2点あります。
・1点目が第一能力で2枚ドローしつつ相手に1枚捨てさせれること。
つまり相手の手札がいっぱいでも1枠空けてコーディを押し付けれます。
・2点目が青タッチPWでマナ付与付きサーチを採用しやすいこと。
テレパスの才能で未知なるものの魅惑を引けば3マナで使えますね。
未知なる魅惑が5枚ドローとは言え、コーディが手札に来たことを確認してから投げつけた方が安全です。才能の試験を投げてしまうと大変なことになります。(1敗)
デッキ自体は元々作っていて、過去のPvEイベントでボスのハゾレトに試しています。
4ターン目でロックが決まり、2ターン目にクリーチャーを召喚された以外は無抵抗で倒せました。決まると本当に強いですね。
PvEで使うなら自由枠を変えてゆっくり戦闘条件を達成しましょう。
戦闘が終わるまでフルマナのカードを抱え続ける間抜けなハゾレトさんが完成しました。
NPCに邪魔な手札のカードを追放するAIが積まれていないため成立するコンボです。
逆に相手がコーディを投げつけてきたら問答無用で追放しましょう。
コーディはプレイヤーにとっては怖くないため、才能の試験を対策していきましょう。
基本的にクリーチャーでサポートを破壊する能力持ちがオススメです。
メインアタッカーを兼ねて採用するならこの辺り。水晶壊しは変容のために軽目のクリーチャーも採用しておくと良いでしょう。
多少使いづらいですが、黒タッチならサルーフも選択肢に上がります。
もう少し安めのクリーチャーを採用するなら以下。緑ばっかりですね…
議事会の自然主義者は土地も破壊できるアンコモンで、スタッツもそこそこあるため持っておくと便利です。
シャンブラーや自然主義者と違い、猫の君主は攻撃毎に破壊するため先出しする運用になります。安いコグラとして毎ターン仕事をしてくれるので、除去にさえ気を付ければとても優秀。
創造の歌なども返しのターンで勝手に壊してくれますね。
こういった強カードのメタ、さらにその対策がぐるぐる変わる環境は色々使えるカードを見直す事ができるので良いですね。
ただ、正直言えば才能の試験はシールド1でも良かったんじゃないかなと思います。
(2021/08/21)一部記載が「才能の試練」になっていたため「才能の試験」に修正
今回は以上です。