今日の一枚はコモンカード。
籠城用投薬
8マナ3点回復+対象にこのターン得たライフ分のバフ修正を与えます。素出しだと+3/+3ですね。これだけだと「まぁコモン相当…」といった所ですが、組み合わせ次第でかなり化けるカードです。
まず基本となる組み合わせ用カードがこちら
アルハマレットの書庫
ドローとライフゲインの効果を倍にするオリジンのサポートです。
このカードが出ていると投薬は8マナ6点回復+6/+6修正になります。
さらに他の呪文と組み合わせて見ましょう。例えば豊穣の碑文。
このカードは対象に恒久+3/+3修正を与えた後、パワー分のライフを得ます。
例としてパワー5のクリーチャーに碑文→投薬の順で使うと
・碑文:パワー8(+3)。8点回復
・投薬:3点回復。パワー19(+11)
8マナでパワー+11に3点ゲイン付き。中々強い。
ここに前述のアルハマレットの書庫が加わると
・碑文:パワー8(+3)。16点回復
・投薬:6点回復。パワー30(+22)
というコモンとは思えないステータスの伸びが見込めます。
また、スタンで大きくライフゲイン出来る呪文の代表としてこちら
ニッサの天啓を使った後に投薬を使えば+23。書庫があれば+46という圧倒的バフ量。
ニッサの天啓はコンボに使う呪文としてはマナコストが重めですが、墓地に落としてイフリートの炎塗りで拾えば0マナで利用可能です。
このカードは二段攻撃持ちなので、バーサーカーに注意すれば呪文を再利用しつつ相手にかなりの打点を叩き出すことができます。
書庫+ニッサの天啓+投薬でパワーを+46すればちょうど100点パンチですね。
さらに嵐呼びのカラマックスを使った例を紹介。
こいつは閃光(本家では俊速)持ちカードを1ターンに3回までコピーしつつ+2/+2修正されます。
前述の籠城用投薬と豊穣の碑文は閃光持ちなので、この7/7クリーチャーに2枚でバフしつつ書庫のライフゲイン2倍効果が加わると…
・碑文コピー:パワー9(+2)
・碑文1回目:パワー12(+3)。24点回復
・投薬コピー:パワー14(+2)
・投薬1回目:6点回復。パワー44(+30)
・碑文2回目:パワー47(+3)。94点回復
・投薬2回目:6点回復。パワー147(+100)
147点パンチなら基本的にワンパンです。投薬2回目の100点増加が芸術的。
他カードとの組み合わせ前提かつターン終了時までとはいえ、コモン呪文とは思えない性能を秘めています。是非使ってみてください。
基本的にレアな方がカードパワーが高いですが、よく見ると効果がおかしかったり条件次第で強力な効果を齎すコモンやアンコモンも存在します。
そういったカードも今後紹介していければと思います。