MTGPQのフォーゴトンレルム(AFR)を題材にした定期イベント戦「君は入口を見つけた」の低レアリティ簡易攻略と雑感です。
最初の戦闘以外で目標条件の2、3どちらか片方しか達成できないようになっていて、達成した条件に合わせたルート分岐で次の相手と戦闘。最後まで進めると全ての相手と再戦が解放される仕組みになっています。
全ルートの分岐チャートはこちら
AFRのカードを持ってないと達成不可能なダイスやダンジョン系の目標は諦めるとして、オススメルートは
「パーティーを集めよう」→「群衆の中から雇い主を探そう」→「探索」→「落とし穴」→「ヴェクナの召喚」→「世界魂の歌」
です。初心者は「宝物の部屋」と「ドラゴンの巣」を避けるように進めましょう。
最大報酬は100ポイントですが、全クリア後に同じ相手と再戦してもポイントが貰える上に大半の人はマナジュエルが貰える80ポイントが目標到達ラインなのでそこまで厳しくないと思います。
今回は出来る限り低レアリティ攻略という事でデッキは以下を使用します。
一応スタンダード環境+コモンアンコモン縛り。
本当ならもっとオリジンカードを多めにしたかったですが、初期ニッサのマナボーナスの低さがキツい上にオリジンの緑コモン/アンコモンクリーチャーがスタッツに対して高コスト&ほぼバニラなので使ってて楽しくないため妥協。
PWは初期ニッサLv60。立ち回りとしては基本的に第一能力で手札とマナを供給しつつ盤面を構築。ハラナとアレイナが生き残っている状態なら第二能力でバフを掛けて横並びクリーチャーを一気に強化します。
ただし予め言っておくと他のPWで攻略する方が圧倒的に楽です。
ボスである「ヴェクナの召喚」「ドラゴンの巣」はPWの縛りを解除し、クラフトで入手が容易なオリジンの神話レアのみ利用解禁します。縛りと言いつつ激甘ルール
それでは各々の相手を振り返っていきましょう。
相手の能力が記載された画像は過去記事から持って来ているのでカーンが写っていますが、ボス戦以外はすべて初期PWでクリアしています。
パーティーを集めよう
目標条件はダイスロールですが、ぶっちゃけ無視して良いです。
最初のノードだけあって体力も低いし、本体のマナボーナスやカードパワーが弱いので順当に展開するだけで難なくクリア。
忠誠能力で何かしらのカードを展開してきますが、PWのLvが十分高ければ殴りあっても余裕で勝てるでしょう。ニッサの第二能力バフが決まればほぼ勝ち確。
群衆の中から雇い主を探そう
目標条件がトランプル持ち召喚の有無。ハズレノードの「装備品室」に行きたくないならトランプル持ち非採用で「忍び足」の目標を達成し、「探索」に進むのが無難です。
試合が長引くと画像の通り相手の第二能力でディフェンダーを付与してくる点に注意。
画像のあと双方の盤面が壊滅状態になりましたが勝利。先制攻撃やダメージ軽減持ちが居れば楽に勝てると思います。
装備品室
初手ゴブリントークンからの装備品5つ展開という意味不な状況で開始。
おまけにアーティファクトと相性が良い神話レアの《オズワルド・フィドルベンダー》を使って来ます。
除去が厚いデッキなら相手クリーチャーを除去し続けて勝てますが、今回のレア度縛りだとボスを退けば恐らく最難関と言えるノード。
ニッサでボコボコにされたのでデッキを以下に変更。PWは初期ギデオンLv60。
《シガルダの拘禁》を使うロックデッキですね。適当なクリーチャーを詰めたら後は《シガルダの拘禁》を引くための軽量ドローカードをガン積みしましょう。
PWについては今回縛りで初期ギデオンですが、普通ならオーラ呪文を確定サーチできる宿敵エルズペスかダクソスがオススメです。
相手の盤面をシガルダで封殺できれば一方的に殴って終わり。
1~3ターン目で《シガルダの拘禁》を引けてなかったらリタイアしても良いでしょう。
ちなみに初期ギデオンの第二能力で全体バフを掛ければ低スタッツのクリーチャー群でも打点が出せます。
探索
初手《隠し扉》を出してきますが、パワー0なので特に気にしなくていいでしょう。
ダンジョン効果で6/6デーモンが出てきたり忠誠能力のダイス結果で4/4ドラゴントークンが出てきますが、重ね出しは滅多に起きないのでさほど脅威ではありません。
忠誠能力やクリーチャーの探索でやたらとダイスを振ってきますが、カードパワーが控えめなので体力の割に強くありません。普通にごり押しで勝利。
群がる骸骨
注意点としてサポートの《群がる骸骨》を出してきます。着地すると毎ターンディフェンダー付きのトークンを出される厄介なカードなので、サポート破壊を必ず採用して構えましょう。
撃破直前の画像を撮り忘れたので一応記録残しまで。
先制攻撃/到達持ちのハラナが早めに複数回着地したのでノーダメで勝てました。
ディフェンダー持ちトークンに有利交換できる先制攻撃やダメージ軽減持ち、ディフェンダーを貫通できるトランプルや威迫持ちクリーチャーがオススメです。
宝物の部屋
初手《ミミック》が配置されます。それ以外特筆事項無し。
ある意味ボーナスステージ的な感じですね。バーサーカー持ちのクリーチャーを出してきますが、スタッツの高いクリーチャーや先制攻撃持ちを置いておけばごり押しで突破可能です。
落とし穴
最初から《50フィートのロープ》土地の《目玉の暴君の住処》《ストーム・ジャイアントの聖堂》が配置されています。マナ不利の状況で戦う必要があるため、可能なら土地を破壊できるカードを積む方が良いです。
あとドラゴンの巣に進みたくない人は召喚数を稼ぐために小粒のクリーチャーを多めにしたり、トークンを複数生成するカードを採用すると良いでしょう。
また画像の通り先頭クリーチャーを無効化してくる《竜亀》を出してくるのでクリーチャー1体デッキで挑むのは避けましょう。護法持ちなので対象選択不要の除去手段を積むとなお良し。
ヴェクナの召喚
もう片割れのボスであるドラゴンの巣と比べると比較的優しいボスです。
目標の「神」破壊は相手の能力で8/8のヴェクナトークンが出るのを待ってから除去。ダメージ軽減を持っているのでバーンや格闘ダメージでは倒せない点に注意。
もし所持しているなら自分で神タイプのクリーチャーを召喚してサクっても達成できます。
目標達成のために確定除去が必要なので必然的にデッキを黒に変更。
ボスなのでPWは除去能力を持つボーラスを使用します。
除去を多めに採用したデッキですね。ぶっちゃけ除去を厚めに採用していればクリーチャーはある程度適当でもOK。
ヴェクナトークンを破壊して勝利。デッキをもう少し弱くしても勝てましたね。
注意すべきはヴェクナトークンよりも、こちらのクリーチャーを奪ってくる《マインド・フレイヤー》です。クソデカクリーチャーを召喚した後に奪われてワンパンされる事態は避けましょう。
ドラゴンの巣
恐らく本イベントで一番強いボス。
最初からティアマトを召喚し、ドラゴン4枚ドロー+強化+マナ半分付与してきます。
特殊イベントサポートは以下。
トークン以外のドラゴンクリーチャーを破壊すると神話レアドラゴントークンが戦場に出てきます。まともに戦わないようにしましょう。
相手のマナボーナスは平凡なので最初さえ凌げば実体ドラゴンの召喚は遅いです。
と言う訳で過去記事でも紹介した《牢獄の管理人、ヒクサス》を利用した盤面ロックデッキを使います。PWはオーラを確定サーチできるダクソスを使用。
目標を満たすために適当な軽量飛行クリーチャーを数体積んで、あとは安定性を上げるためにライフゲイン手段や絆魂持ちを埋めて行きます。
無効化すればドラゴンも怖くないですね。ただ相手は忠誠能力でドラゴンをサクりつつバーンを飛ばしてくるのでライフを回復してある程度余裕を保っておきましょう。
ダクソスのトークンは気づけばクソデカサイズになるので、目標達成前に相手を倒してしまいそうなら入れ替え召喚でダメージを抑えます。
ちなみにトランプル持ちが居ないため、レアを解禁するならダメージ軽減を持つ飛行ブロッカーを投入すれば完封可能です。
《確固たる討伐者、レム・カロラス》にディフェンダーを付与したり、到達持ちを合わせて採用するのが簡単でしょう。
世界魂の歌
エピローグみたいな感じのボス。おまけ戦闘ですね。
いつもの誤表記で「パワー4以上を3回唱える」が正しい目標条件です。
冒頭のニッサのデッキが目標となる多色呪文の《斡旋屋一家のお守り》を採用していたのでそのまま挑戦。
相手のマナボーナスが低く、強いクリーチャーも出てこないので難なく勝利。
目標条件に失敗したらパワー4以上のクリーチャーを足す予定でしたが《議事会の自然主義者》を運良く3体出せたのでストレートクリア。
極レアケースとして相手の能力で《ティアマト》が出てきたりしますが、ETBが意味を為さないしターン終了時に即破壊されるのでそこまで気にしなくていいです。
とりあえずある程度はレアリティ縛りでクリアできたんじゃないかと思います。
もっと苦戦してレアに頼るかと思いましたが、有用なコモンやアンコモンがあれば初期PWでも十分クリア可能ですね。
ボスもオリジン神話レアの縛りさえ外せば初期PWでも行けない事は無さそうですが、時間が無かったので今回はここまで。
ぶっちゃけPWやレアリティを縛る意味は無いので普通にプレイするならもっと簡単にクリアできると思います。あと初期PWの弱さを嫌というほど再認識しました。